windows版・戦国立志伝で、歴史イベントを作成して楽しんでいます。
イベント名:片倉喜多の受難
シナリオ:なし
繰り返し:なし
イベント概要:片倉喜多にまつわる話。
結果:なし。
条件:発生年月1600年7月一致。
[ 内容 ]
背景表示:人質解放
BGM再生:一陣の風
片倉喜多は、伊達政宗にとって、正しく育ての母と言えた。
そんな才女・喜多に関する話である。
背景表示:巨城
豊臣政権下、伊達政宗は上洛し、喜多も伊達家の京都屋敷にあった。
そんなある日、政宗留守中に秀吉がやってきた。
好色な秀吉は、早速美しい侍女に目をつけ、下げ渡してくれと頼んだ。
喜多は困ったが、時の権力者には逆らえず、やむなく侍女を秀吉に渡した。
その後、帰宅した政宗は激怒し、喜多を斬り殺そうとした。
すると喜多は、平然と言った。
片倉喜多 「家の一大事と女への情け、どちらが大切ですか。」
片倉喜多 「私が間違っていると思うなら斬りなさい。」
と、泰然自若として反論した。
さしもの政宗もこれには詰まり、彼女を追放処分とした。
その後の彼女は、弟の領地でひっそりと庵を結び、藩主の育ての母とは思えぬほど、寂しく一生を終えたという。
以上、「戦国ちょっといい話・悪い話まとめ」より。
ごきげんよう!