羽子板をなぜ飾っているのかについて考えてみました何回かに分けて書いてみようと思います。
4羽子板飾りについて1
突きばねについて
羽子板のいわれについて、書いてきました。付属の突き羽についても書いて見たいと思います。
無患子(むくろじ)の実として、語呂が良いので、私たちの業界で、むくろじを飾ることが重要なのでは、と錯覚させるような説明も多いように思います。
患わない子どもという意味で本来の書き方は、不患、ちょっと違います。
そして羽根つき、トンボの目玉のように見え蚊を追い払うことにつながり縁起がよいということですが、もうひとつ羽根つきについてですが、秋の五穀豊穣、その折、鳥にの収穫物を取られないように 鳥追いの儀式である考えられます。
これを予祝として子供たちの中で羽根つきを 流行らせたものと考えます。
してみると、突きばねは、本来は、暮れの時期を無事に過ごそうということで出てきたものではなく、正月に、秋の予祝を行うために出てきたものように思えます。
ただ、羽子板の鬼よけの縁起に添えて、語呂合わせではありますが、願いですから、無患子の意味を添えて飾るのもよいことだと考えます。
伝統工芸品としてのお雛様について、少し話をしました。
PVをご覧になってみてください。
さのまるくんが当工房を取材した記事です。
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