創作人形 吉貞 -2ページ目

創作人形 吉貞

雛人形の話、趣味の話をお伝えします。

まずお雛様を飾っているルーツについて考えていきたいと思います。
ひな祭り文化の起源は、平安時代以前からの祓いの文化であります。(流し雛など)
室町時代になって雛人形が、貴族の中での贈答品として発達する中、
立派なものとなり一回ごとに主たる人の身代わりとして処分しなくなりました。
その代わり、その人形で遊んだり教育の場としてのお雛文化が登場します。(ひいなあそび)
江戸時代に入り対雛をはじめその他雛飾りに、お子様の幸せを願う文化がプラスされ、
人数や、嫁入り道具の数も増減を経て、現代の7段15人飾りが、集大成の形といえると思います。
ただ最近は、雛飾りを飾ることがひな祭りのすべてのように勘違いされてしまっていると感じています。
このことについて、何度かに分けて書いてみます。

 

伝統工芸品としてのお雛様について、少し話をしました。

PVをご覧になってみてください。

栃木県の伝統工芸品

さのまるくんが当工房を取材した記事です。

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吉貞人形工房

羽子板づくりの工程

当店で、販売している羽子板の中でも、技術力も高く伝統的な工法によって作られている押し絵羽子板の工程のご紹介(野口氏)
上質の桐板をベースに丹念に地塗りを重ねた面相、絹スガ(絹糸)を使った髪、材質にこだわり、きらきらしたにぎやかさとは、違った粋な
雰囲気、女流画家上村松園の絵そのものが、板の形の中に収められた美術工芸品ともいえる羽子板です。

 

①全体構想工程  構想 ⇒ 下絵 
②押絵づくり工程 型取り ⇒ きれ取り 
③面相描き工程  ドウサ引 ⇒ 下塗り ⇒ ぼかし ⇒ 上塗り
         ⇒ 目鼻描き
④組上げ工程   組上げ 
⑤板づくり工程  木取り ⇒ はぎ合せ ⇒ 型取り ⇒ 仕上げ 
         ⇒ 裏絵かき
⑥取り付け工程  柄巻き ⇒ 向張り ⇒ 板付け


型取り

型取り

下絵を厚紙の上にのせ、その線に沿ってヘラ先を押し付け、厚紙に各部分の型を写し取ります。そしてはさみや切り出しで各部分の型を切り分けます。


スガ揃え

スガ揃え

絹糸を黒く染めたスガを使い、髪の毛を作ります。スガを櫛でよくとかし、髪の毛の部分の表面に糊付けします。

絹糸を使っていないものの方が多い


目鼻描き目鼻描き

顔の部分は、胡粉などを塗って白くきれいに仕上げておき、そこに面相といって目や鼻や口などを描きます。よい羽子板を作る上で重要な工程、熟練した技術が要求されます。
※胡粉:白色顔料、材料はカキの殻を粉にしたもの

白く塗るのも化粧ですから、ファンデーションも違います。


組上げ組上げ

各部分の押絵ができあがると、それらの部分を組み立てて一つの図柄に完成します。重なり合うところを糊付けし、裏側から和紙をあてて組み上げます。

 


向張り向張り

図柄のバックを作る工程です。その図柄にふさわしい色合いのバックを板と同じ形の押絵で作り、板に糊付けします。


板付け板付け

向張りした板に、組上がった図柄を取り付けます。顔の方が高くなるように取り付けることで、その図柄が立体的に、いきいきとしてみえます。

伝統工芸品としてのお雛様について、少し話をしました。

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羽子板、破魔弓についての説明

 

羽子板、破魔弓 品物紹介

 

雛人形 
 

五月人形 

 

http://www.dolls-yoshitei.co.jp/

価格の違いについて、

3.破魔弓の値段の差

破魔弓の値段では、中身の箙や矢羽根などになるでしょうか、

たとえば、直線のカットは、単純ですし、量を一気に進められますので

ローコスト、反対に複雑な形状で丸くカットしたりすることで、ミシンで、少しずつしか進められないものは、ハイコストになりますし、切り落としにそのまま塗装をかけていくような作業と角面をとり柔らかい線を出しているものは、作業時間、手間が違ってきます。それから塗装も下地を塗り木地目を塞いでから上塗りしていくものとそのまま記事に上塗りをしてしまうものでは、値段が変わってきます。

もう一つ矢羽根についてですが、珍しく数が取れない天然羽根と一般に多く取れる天然羽根、鶏等、白の羽根に色付けしてしまうものでは、素材単価がずいぶん違うようです。

これも店頭で、詳しくお尋ねになられるのが、良い買い物をするコツかと思います。

下のアドレスをクリックしていただくと商品ページに移ります。

なかなか申し上げている内容が、見にくいかもしれませんが参考までご覧になってみてください。

http://www.dolls-yoshitei.co.jp/products/list.php?category_id=25

 

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