突然の死 | 鉄爺の肺がん奮闘記

鉄爺の肺がん奮闘記

2021年12月にステージⅣで余命半年の告知。
抗がん剤等のお陰で半年、一年が過ぎ、
気持ちもある程度落ち着いて来たので、
備忘録としてのブログを書いています。

父が通っていた地元の病院は

ヘリポートまで在る

大きなW〇病院というところ。

評判は微妙な病院だけどね 爆  笑

 

その日の午前中に精密検査を終え

どこも異常無しと言われた為に

午後から調子が悪くなっても

ずっと我慢していたらしく

夕方になり、どうしても

我慢できなくなり

自分に連絡が入ったので

急いで病院へ。

玄関ロビーから自分で歩くから

お前は会社に行けと言って

母と一緒に車から降りたので

自分はそのまま車を出した。

それが最後の会話。

母が受付中に父はロビーで倒れ

病院側も延命措置をしてくれたが

結局そのまま帰らぬ人に。

 

病気にしろ事故にしろ

身内がいきなり亡くなるのは

周りの家族は本当に大変。

 

すぐにはその死を受け入れ難く

なかなか気持ちの整理がつかない。

特に母は情緒不安定になってたし

自分ですら何年か引きずっていた。

あれは本当に変な感覚ですな。

 

せめて1週間だけでも良いので

ベッドの上で横たわってくれて

少しでも話せていたなら

心の準備と言うものが

少しは出来ていたかもショボーン

 

そういう時間が

家族には必要なのだと思った。

 

この「がん」という病気は

末期で手遅れな場合以外は

自分の死期が何となく判る気がして

そういう面では周りの家族も自分も

心の準備は出来るだろうから

変にいつまでも感情を

引きずることも無いのだろうと

今は勝手にそう思ってる私。

 

それまで

明るく楽しく普通に生活出来るなら

いづれ来るその時には
良い意味で自分が生きてた証を

未来へつなげる事が出来るのでは

ないかと時々思ったりしてる私です。