副作用で死ぬのか、がんで死ぬのか | 鉄爺の肺がん奮闘記

鉄爺の肺がん奮闘記

2021年12月にステージⅣで余命半年の告知。
抗がん剤等のお陰で半年、一年が過ぎ、
気持ちもある程度落ち着いて来たので、
備忘録としてのブログを書いています。

余命告知から2年と3か月

自分のがんに対して

治療で使用した薬は

「オプジーボとヤーボイ」

「アブラキサン」の2種類のみ。

オプジーボとヤーボイの副作用で

投与後7か月目で

脳下垂体から副腎皮質への

指令が出なくなり、歩けない

喋れないの状態になり

副腎皮質ホルモンのコートリルを

死ぬまで飲み続けることになる。

 

その後、主にヤーボイの副作用で

1年で胃腸炎で入院。

1年4か月後に大腸炎で再入院。

その際はコートリルを中断して

プレドニンを処方されるが

入院中から手足が攣るようになり

退院後の5月のある日に

下半身と腹部まで痙攣しだして

歩くことすら出来なくなった。

一瞬、恐怖で「死」が頭をよぎった笑い泣き

その時は身体を暖め

安静にしていたら、

2時間程である程度治まった。

結局、プレドニンからコートリルに

戻ったら、数日後には

攣る症状は無くなって来た。

 

この症状に対して医者の見解は

プレドニンの副作用で

それは書いて無いって感じで

真剣に話は聞いてくれなかった。

これじゃ大学病院も

進歩は無いなと思った。

 

最近ではアブラキサンの副作用の

手足の痺れを止めるタリージェは

神経痛と目への副作用が酷かった。

 

今の症状は全て「薬」の

副作用による症状ばかり。

確かにがんが根本の原因だけど

がん自体が原因じゃ無くて、

がんを抑える薬が

健康な身体をどんどん蝕み

体力を削り衰弱して行く。

 

そのうちに、

薬が効かず、がん自体からの攻撃で

身体の痛みに襲われ出すと

そろそろやばいんだろうなって…

そんな後ろ向きな事を

考えるようになって来た。

 

好きなことも出来なくなって

身体も自由に動かなくなり

ただ生きてるだけ。

本当にこれで良いんだろうか。

 

確かに終活は心して出来るけど…

 

生きてるだけで丸儲けって

それは健康な時の話 笑い泣き

 

命を削りながら命を繋ぐ…

今の選択が正しかったのか

ってくだらん事を考えても

抗がん剤を打たないという選択は

出来ないのが現実だったけどね。

 

副作用の症状

・手足が攣る(最近は少ない)

・手足の痺れの増加

・筋力の極端な低下で全く走れない

・立ったままでは靴下が履けない

・耳鳴りと難聴で耳が聞こえにくい

・涙目がなかなか治らない

・両目の焦点が合わせ辛い(斜視)

・頭髪等がほぼ抜ける

・爪の剥がれや割れ

・低体温

・低血圧(最近は少し改善)

・低血中酸素飽和度の低下(時々)

・記憶の断片的な欠如の目立ち

・足、顔、手の浮腫み

90歳超えのヨボヨボおじいちゃんの

身体がこんな感じかな?

 

困ったもんですな ショボーン