神社の摂社・末社とは?
摂社
本社の祭神の后神、御子神、荒御魂、社地の地主神、その他特に由緒ある神を祀っている神社
末社 摂社以外の神社
境内にある場合は境内摂社、外にあるものを境外摂社といいます。
摂社・末社とは明治時代の神社合祀によって地域の神社を統合したものです。神社合祀により19万社が14万社に減りました。
管理をしやすくするためや、区画整理をしやすくするためとされています。
神社合祀の際に、格上の神様の神社に合祀されるので、元々その土地の神様が摂社・末社になってしまうこともありました。
その為、明らかに本殿の神様より摂社・末社の神様の方がパワーが強い事があります。
また摂社・末社を見ると、その土地の昔からの信仰が見えてきます。
摂社・末社に諏訪神社や出雲系の神様が多い場合は、昔は出雲の信仰だったと考えられます。