寒川神社は誰によって創建されたのか不明です。


一説によると諏訪から相模国に移住した阿諏訪氏が創建したのではないかと言われています。


武蔵国も出雲族から移住していますから、相模国は住みやすかったのではないかと思います。




境外末社の宮山神社は


明治時代と昭和に近隣の神社が合祀されました。



神様を見ると須佐之男神の子、親など出雲の神様が並んでいます。


更に寒川というのは相模川らしいです。


出雲の信仰は龍蛇信仰、つまり川・水の信仰です


氷川神社も出雲の「ひいかわ」からきています。


現在でも寒川神社付近では阿諏訪さんが多いらしいので、阿諏訪氏の先祖が創建で間違いないと思います。


現在では寒川比古命、寒川比女命が御祭神とされていますが、100年くらい前に夫婦神になっただけで、それまでは寒川様と呼ばれていたそうです。


寒川様とは寒川神社創建当時に相模国を作り上げた権力者を祀ったのではないかと思います。