「くびき野レールパーク」イベント参加 | テツ浪人の旅姿

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鉄道で全国を巡る記録です・・

[JR最長片道切符の旅 2010/10/20] [2度目のJR全線完乗 2014/01/01]               
(注)画像データは2011年以前のブログに関しては消去されています。

2018年10月13日 

 

鉄道の日(10月14日)近くになると、鉄道会社などでのイベント開催が実施されていますが、

本年は新潟県上越市の「くびき野レールパーク」のイベントに参加してきました。

 

 

くびき野レールパーク」は昭和46年5月に廃止された頸城鉄道の機関庫跡地を利用した

鉄道資料館施設です。 

頸城鉄道は新黒井駅から浦川原駅15km間を結んだ軽便鉄道で、豪雪地帯を走る路線で

国鉄との接続が無いことなので、時刻表にも時刻・運賃が掲載されない「幻の鉄道」とも

呼ばれた鉄道です。

しかし、不明となっていた車両が発見されたことなどで、、かつての頸城鉄道の中心駅で

あった百間町(ひゃっけんまち)駅」や機関区の跡地に車両を保存されることとなりました。

 

くびき野レールパーク」はボランティア活動の方々が中心となり保存活動が行われている

ので、通常は非公開となっていますので、外観のみの見学となっています。

年数回行われる公開日にのみ見学が可能となります。 公開日には保存車両の体験乗車

も可能のようなので、今回は仕事を休んでイベント参加をしてきました。

ちなみに、自宅から「くびき野レールパーク」までは車で3時間程かかりました。

 

くびき野レールパーク」の一般公開日は地域のお祭りの様になっていますので、イベント

会場内では、地産品販売やゲーム会場、飲食店が出展し子供連れの方々などで賑わって

いました。 駐車場の車のナンバーを見ると、新潟県外の関東地区のナンバーも見られました。

 

別棟の旧頸城鉄道本社社屋は頸城鉄道資料館となっていますが、展示物の見学も公開日

のみが入場可能となっていますので、初めて入室できました。

イベント参加者で希望者には「くびき野レールパーク」の乗車体験用の硬券切符が頂けます。

日付もダッチングマシンで記載され、改札鋏も入れてもらえます。

 

体験乗車用に蒸気機関車コッペル2号に火が入り、煙を吐いています。

1911年ドイツでの製造車両で、廃線後は西武鉄道山口線で動態保存運転が行われ

いました。

 

ディーゼル機関車DC92は自走できない蒸気機関車コッペル2号に連結させて、体験

乗車の客車を走行させています。

 

蒸気機関車コッペル2号に連結された客車ハ6です。

明治44年製造で、元々は魚沼鉄道で使用されていた木造二軸客車です。

 

体験乗車では気動車ホジ3も使用されています。

元々は「ホトク1(頸城鉄道社長専用車両)」で、“下駄箱・傘立て付き畳敷き客車”なので

日本初のお座敷客車であるという説もあるが、これにガソリンエンジンを搭載して自走で

きる客車(気動車)に改造した。 1951(昭和26)年にディーゼルエンジンに換装された。

 

廃線時迄使用された車両ですが、運転席なども古い形態で残っているようです。

 

荷物車ニフ1は、2004年六甲山中から引き上げの際、車体劣化が著しく輸送困難で解体。

レールパークで部品を保管し、2014年に再利用可能部分を用いて車体を新たに制作し

イメージ復元」したものである。

その他にも有蓋貨車ワ7・ワ14無蓋貨車ト5が見られます。

 

体験乗車もできましたので、充実した「くびき野リールパーク」のイベントとなりました。

本年の一般公開は10月14日で終了となっていますが、来年以降も開催されると思います

ので、「NPO法人くびきのお宝のこす会」のホームページなどをご確認してみてください。

 

先月テツ旅を行っていますが、資料整理がでずブログ掲載が行えていません。

もう暫くお待ちください。