北海道新幹線開業1周年「大人の休日倶楽部パス」の旅 4日目 | テツ浪人の旅姿

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[JR最長片道切符の旅 2010/10/20] [2度目のJR全線完乗 2014/01/01]               
(注)画像データは2011年以前のブログに関しては消去されています。

2017年4月13日 

 

大人の休日倶楽部パス」のテツ旅4日目となります。 4月中旬となっていま

すが、北海道では大雪状態となっている地区もあるようで、TVニュースでも雪情

報が優先しています。

 

長万部駅

 

北海道の南に位置する長万部では薄っすら雪が積もっています。

昨日と同様に函館駅行の普通列車に乗車します。 乗客は昨日同様に高校生

だけのようです。

 

野田生駅

 

八雲駅より2ツ目の野田生駅で下車します。 相対式ホームを踏切で結んでいて、

待合室のみの小さな駅舎の無人駅です。

駅前は野田生集落で民家が集まっています。

チナミに、近くには野田追川がありますので、昔は「野田追」だったのかもと思われます。

 

強風で雪が降りますので、暖房の無い待合室は、非常に寒いです。 当初の予定では

次の列車が約2時間後となっていますので、待合室の日がさす場所で列車を待ちます。

 

しかし、列車到着時間になっても列車が来る様子が無いです。 約15分後に案内放送

で、信号機故障の影響で、隣の山越駅で列車が停車しているとの事です。

仕方が無いので、列車を待っていると保線作業員が野田生駅に数名訪れて、信号機

の架線チェックが始まりました。 作業が一段落した時に状況を確認すると、強風で倒木

した木が、信号機の架線を切断したので、張替えしているとの事でした。

張替え作業を終え、信号機の点検を終え、約2時間遅れで運行が再開されました。

 

山越駅で停車していた函館駅行の列車には乗客は無く、私1名が乗車し森駅へと向か

います。 しかし、長万部駅行の普通列車は運休となってしまいました。 私と一緒に

野田生駅で列車を待っていた地元の乗客は、路線バスで長万部へと向かう事になって

しまいました。 列車の遅れはありましたが、運休にはならずテツ旅を進められた事は

少しはラッキーでした。

 

石谷駅

森駅の隣、石谷駅で下車します。 島式と片面ホームを踏切で結んだ無人駅です。

古い木造駅舎が残っていて、入口の庇には歴史を感じるものです。

駅前には国道が通っていますが、その先は海岸線となっていて、民家は線路に

並行しています。

 

少し広い待合室には、有人駅だった頃の名残が見られます。

 

駅名標の隣の駅名「もり」の部分が綺麗なのて、3月迄「かつらがわ」と表記されて

いたからです。 桂川駅3月のダイヤ改正で廃駅となってしまいました。

私は未訪問駅でしたので、今回のテツ旅で廃駅訪問を行いたいと考えいました。

森駅からの営業距離が2Km程でしたので、徒歩での訪問も可能な駅でした。

しかし、野田生駅での信号機トラブルの影響で訪問する事は難しくなりましたので、

今回の訪問は断念いたしました。(T_T)

 

函館本線のダイヤは少し乱れた状態が続いていますが、次の長万部駅行の

普通列車に乗車します。

 

黒岩駅

 

長万部駅の3ツ手前の黒岩駅で下車します。 片面ホーム2面を踏切で結んだ無人

で、待合室のみの小さな駅舎となっています。 元は島式ホームだったと思われ

ますがレールは撤去されています。

 

駅前には民家が集まっていて、郵便局や小さな商店があります。 次の列車迄2時間

程ありましたので、商店で飲食物を購入しました。

駅名標の「くんぬい」も新しくなっていますが、3月北豊津駅となっていました。

 

本日は黒岩駅で終了し、長万部駅へと戻ります。 本日で函館駅小樽駅間の現存駅

を全て訪問できました。 北海道新幹線札幌駅迄延長開業時に第三セクター化予定

区間のJR北海道駅に訪問できた事となります。

 

明日は「大人の休日倶楽部パス」の最終日となりますので帰路へとつきますが、その

子は次回に・・・(-^□^-)