保線詰所の残る秘境駅 | テツ浪人の旅姿

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鉄道で全国を巡る記録です・・

[JR最長片道切符の旅 2010/10/20] [2度目のJR全線完乗 2014/01/01]               
(注)画像データは2011年以前のブログに関しては消去されています。

JR北海道の廃線・廃駅が報道されていますが、報道される路線や駅は

乗降客が皆無の秘境駅と呼ばれる駅なども多く存在しています。

しかし、秘境駅と呼ばれる駅にも、廃駅にできない駅も存在しています。

  

豊清水駅

宗谷本線豊清水駅の周囲には民家などは無く、乗降客も皆無の駅

ですが、冬季期間は保線要員が常駐するために、民家にも見える少し

立派な駅舎が、盛土された高台に建っています

訪問したのは4月下旬でしたが、駅の周囲には積雪が見られ、豪雪地

区だと思われます。

駅前には町営バスのバス停がありますが、既に廃線となっているよう

で、時刻表などはありませんでした。

島式ホームを踏切で結んだホームですが、列車交換も可能な駅となっ

ていますので、特急列車も停車することがあります。

立派な駅舎ですが、待合室は小さく、保線要員の詰室がメインとなって

います。4月下旬でしたが、暖房設備の無い待合室は非常に寒いです

秘境駅29位にランクされていますが、列車停止本数はそこそこあります

ので、訪問はしやすいと思えます。

駅舎の入口に掲示されている駅名標は縦書きとなっています。

 

JR北海道の廃駅対象となりそうな駅も、保線施設がある事などで当面は

廃駅とはならない駅も多く存在しているでしょう。