2015年4月15日
「北東パス」4日目から北海道のテツ旅が開始します。 昨日は函館駅近く
のホテルに宿泊しましたので、早朝からの出発となります。
北海道は桜も開花前で冬が残る少々肌寒い時期なのに、本日は雨も降る
悪天候となりそうです。
少々小雨が降る中を函館駅へと向かいます。 早朝の函館駅には観光シー
ズン前なので、駅横の朝市も人影が少ないです。
来年の北海道新幹線を開業を前に、JR北海道も新幹線アピールを強化を行
旧函館駅の「0キロポスト」は以前は青函連絡船記念館摩周丸の近くに設置
されていましたが、現在の函館駅の入口に移動されていました。
北海道新幹線の開業前に函館駅の改装工事が進められています。 新幹線
は新函館北斗駅として少し離れた場所での開業となりますので、函館駅には
直接影響は少ないのですが、観光客はまちがいなく増加すると思いますので
早朝の函館駅にはキハ40形が入線しています。 函館本線で長万部駅
方面へと向かいます。 長万部駅行はキハ40形3両編成ですが、内2両
は大沼駅で切り離しとなります。
早朝の下り列車なので乗客は数名程度です。
今回は渡島大野駅は通過しませんが、車窓からは新函館北斗駅の様子
が見えました。
大沼駅
大沼駅で後ろ2両の切り離しを行い、1両だけで海岸側の砂原線経由で
長万部駅へと向かいます。
渡島砂原駅は相対式ホームを踏切で結んだ無人駅です。
古い木造トタン屋根の駅舎となっています。
函館本線の路線案内では「砂原経由」と表記されていますので、どの様な
駅なのか確認のために下車しました。
駅前には国道278号線が通っていて周囲には民家などは見られず、駅か
駅の待合室には出札窓口や手小荷物窓口なども残っていて、昔は多くの
利用者があったと思われます。 待合室には森町の観光案内なども掲示
されていますが、観光客がこの駅を利用するとは思われませんが・・・
地元の方でなければ「おしま」や「さわ
ら」とは読めないと思えます。
雨の降りも強くなり、駅舎の撮影には「びしょ濡れ」となりカメラのレンズも
曇りますが、隣の渡島沼尻駅へと移動します。
渡島沼尻駅は千鳥式ホームを踏切で結んでいます。 納屋の様な小さな
木造駅舎の無人駅となっています。 NHK-BS1「にっぽん木造駅舎の旅」
でも紹介された駅舎です。周囲には民家が数軒見られますが、殆どが原
少し狭い待合室には椅子が3脚置いてあるだけです。 ホーム側には保線
回送列車や貨物列車が通過していきます。 貨物列車は特急列車が走行
する函館本線の本線(大沼公園駅経由)ではなく砂原支線を走行するので
しょう。
渡島沼尻駅では更に雨が強く降るので、狭い待合室で1時間以上過ごす
ことになのます。 森駅行の普通列車で移動します。
森駅に到着したのが10時を過ぎていました。長万部駅行の列車とは数分
間の乗換えとなりますが、1番ホームでの乗換えとなりので、一旦改札を出
て待合室のキヨスクで「いかめし」を購入します。
森駅での「いかめし」の販売は10時過ぎぐらいからの販売となりますので、
早朝に到着して購入できない事もありましたが、今回は購入できました。
森駅からは長万部駅へ向けて海岸線を走りますが、あいにくの雨の影響で
窓ガラスも曇り、景色は楽しめません。
森駅のキヨスクで購入しました。 「いかめし」を森駅で購入したことがある
人は少なく、多くの方は百貨店などの駅弁大会で購入しているでしょう。
イカの中にもち米が入って、腹持ちが良い駅弁は昔とは変わらないですが
駅弁の値段が650円と値上がりしていました。
チナミに、2008年は470円、2011年は500円で購入しています。