夕方近く迄、宗谷岬や稚内市内をうろうろした後、稚内駅へと戻ってきまし
た。 「北海道フリーパス」でのテツ旅は明日からとなりますが、折角なの
で宗谷本線の短い区間を乗車することにしました。
稚内駅
早朝都市間バスで到着した時点でも稚内駅の周囲を散策してみました。
稚内駅へは4度訪問していますが、2度は古い駅舎の時代、3度目は「JR最長片道きっぷ」
の旅で訪問した時で古い駅舎でしたが、「キタカラ」の一部施設は開業していました。
4度目の今回は新駅舎となって初めての訪問となります。
「キタカラ」の施設には、道の駅の「わっかない」、宗谷バスのバスターミナル、コンビニの
「セイコマート」、映画館の「T・ジョイ稚内」に、お土産品店、飲食店などに合わせて、高齢
稚内駅にはみどりの窓口を兼ねた出札窓口と改札口があるだけとなっています。
広いエントランスが待合室を兼ねていて、Wi-Fiも利用できました。
稚内駅の正面には「日本最北端の線路」の碑に、レールと車止めのモニュメントが設置
されています。 レールの先が更に伸びている感じですが、コンクリートで作られたレール
跡です。 レールは廃止された稚内桟橋駅の方へと伸びているようです。
チナミに、旧駅舎時代のレールがあった場所と同じ場所に設置されているようです。
「キタカラ」には喫茶店・飲食店・お土産品店などが入っています。
飲食店は特急「スーパー宗谷」の車内販売されている駅弁も製造している「ふじ田」で、
飲食店の隣には立ち食いそば店もあります。 但し、営業開始が10時からなので、駅そ
ばとはチョット異なる感じがします。「ふじ田」の駅弁も立ち食いそば店で販売しています。
稚内駅の名物「最北端の線路」の看板が設置されています。 2010年に訪問した時に
は、駅の改装工事の関係で撤去されていましたが、新駅舎後には再度設置されました。
しかし、駅の窓ガラス越しの撮影となりますので、反射などが入ってしまい残念です。
折角再設置されたので、記念撮影などに適した場所に設置してほしかったです。
ホームは片面ホームで切欠式ですので、到着列車が折返し運行するか、南稚内駅との
途中にある車両基地へ移動することになります。
改札口からホームの間はガラス張通路でホームへの出口は自動ドアとなっています。
西大山駅と同様の「日本最北端の駅」の標柱が建てられています。
ホームには稚内駅と友好都市締結している最南端の終着駅枕崎駅の看板があります。
又、以前の駅舎の入口に掲示されていた「日本最北端」「稚内驛」の看板も再設置され
駅名標は吊下げ式のものだけなのが残念です。 札幌駅や東京駅、西大山駅などの
来駅証明書も新駅バージョンとなっています。以前の入場券は2枚とも観光用入場券で
したが今回の入場券の内1枚は普通硬券入場券となっています。
駅スタンプは昔のままのようです。
稚内駅より3ツ目の勇知駅へと向かうことにしました。 自動券売機も設置されていました
17時10分発の名寄駅行のキハ54に乗車します。 乗客は10名はいないです。
曇り空の1日でしたが、利尻富士の山頂がチョット見えました。
勇知駅は片面ホームに貨車駅の無人駅です。 貨車駅の外装は改修されて見た目は
新しい駅舎の雰囲気となっています。
稚内駅・南稚内駅は有人駅で、抜海駅は無人の木造駅舎なので、最北端の貨車駅と
駅の周囲は小さな集落で、私が下車した時にも町民の方が一人下車していきました。
駅前には診療所や郵便局もありますが、駅の裏は原野です。
特急「サロベツ」が運休している関係で、臨時「快速」が通過していきます。 キハ40と
キハ40ベースのお座敷列車で運行している珍しい列車ですが、8月には特急「サロベツ」
宿泊するホテルが南稚内駅の近くとなっています。
途中の抜海駅を見ると駅舎は気になりますネ。
稚内市内の「最北の※※」を探す1日となりましたが、宗谷岬や稚内駅の
周辺でジャージ姿の高校生を多く見かけました。
後で判ったのですが、北海道内の高校サッカー大会が開催されていたよ
うです。 宿泊地が南稚内駅近くになったのは稚内駅近くのホテルが満室
だったので、高校生の予約が原因だったようです。
明日からは「北海道フリーパス」を利用してのテツ旅を開始しま~す。
稚内駅の「キタカラ」内のお土産品店で購入しました。
旭川駅立売の駅弁です。 カニ、イクラ、ウニの3種類の海鮮が乗っている
駅弁でチョット豪華な駅弁で1100円はお得感があります。
























