春の「青春18きっぷ」山陽の旅 4日目 (前編) | テツ浪人の旅姿

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鉄道で全国を巡る記録です・・

[JR最長片道切符の旅 2010/10/20] [2度目のJR全線完乗 2014/01/01]               
(注)画像データは2011年以前のブログに関しては消去されています。

2014年3月12日 

 


姫路市内に宿泊し、春の「青春18きっぷ」の4日目テツ旅は一旦帰路へ

つきます。 単純に帰宅するのであれば、新快速敦賀駅行に乗車すれば

良いのですが、それでは面白くないのでチョット遠回りしていきます。

 

姫路駅

遠回りしますので、姫路駅は日の出前に出発となりますが、山陽本線のホームには神戸

大阪方面への通勤客が多く見られます。

播但線に乗車し和田山駅方面へと向います。播但線への乗車は「JR最長片道きっぷ」の

旅で乗車いらいとなります。 播但線の途中、寺前駅迄は電化されていますので103系

に乗車します。 山手線の通勤型電車でロングシートですが、地方交通線になるとワンマ

列車として運賃箱が設置されるようになっています。

2両編成での運行で、姫路駅到着の車内は満員状態ですが、乗車した列車は下り列車のた

め、車内は空いています。

 

鶴居駅

鶴居駅は相対式ホームを跨線橋で結んだ無人駅ですが、列車交換が無い場合は1番ホーム

に停車しますので、2番ホームに停車するのは1日数本となっています。

瓦葺木造駅舎は開業当時の明治27年築のようです。

無人駅ですが、出札窓口は残っています。 待合室には自動券売機があります

ひさしの下の駅名標も古さを感じます。
 姫路駅方面の乗客ばかりで、下り列車に

乗車したのは私だけでした。

 

寺前駅

播但線の電化区間は寺前駅で終了しますので、キハ40形に乗換えとなります。

播但線のダイヤでは、特急「はまかぜ」は全線を走行しますが、普通列車寺前駅での

乗換えが必要となります。

寺前駅迄は運行本数が多いのですが、寺前駅和田山駅間のダイヤは減少します。

JR最長片道きっぷ」の旅では寺前駅和田山駅行を待つことになりましたが、今回

は直ぐの乗換えとなりました。到着ホームの隣ホームに和田山駅行が待っています。

 

寺前駅和田山駅間は山間地を気動車で通るためか、駅間は少々ながい時間となります。

 

竹田駅

和田山駅の一ツ手前の竹田駅で下車します。 片面ホーム2面を跨線橋で結んだ委託駅

の駅です。 駅舎はNHK「木造駅舎の旅」でも紹介された立派な木造駅舎ですが、駅舎

塗装・改装工事が行われて少々綺麗な駅舎となっています。

駅舎の横には丸型ポストも設置され、古い駅舎の雰囲気を出しています。

元は島式ホームでしたが、レールは撤去されています。 委託駅員は切符販売に下車時の

改札業務を行っています。 待合室内には観光案内所も入居しています。

駅前は古い町並みで民家が集まっています。

竹田駅は「天空の城」「日本のマチュピチュ」と呼ばれる、竹田城への最寄駅となってい

駅の後ろの山頂には竹田城の石垣が見えます。

駅の裏には竹田城への登山口がありますが、冬季期間は入山禁止道となっています。

 

近年は竹田城の人気が上がり、特急「はまかぜ」も一部の列車が停車するなど、話題の

場所となっていますが、渋滞や事故などが急増している問題から一般車両の入山を禁止す

るようです。

駅前からの路線バスを利用することとなるので、鉄道での訪問者が増えるのではないかとも

思えます。


 駅スタンプは出札窓口の前に設置されてます。

 

和田山駅

和田山駅山陰本線の下り列車へ乗換えます。 山陰本線和田山駅香住駅迄は

播但線とし開業し、後日山陰本線へ編入された路線ですので、そのまま播但線に乗車?

 

養父駅

和田山駅の隣、養父駅で下車します。 島式ホームを跨線橋で結んでいます。

養父市の駅名ですが、中心駅は隣の八鹿駅なので駅前は小さな集落で、人通りも少ない

です。 駅の裏は田園風景です。

養父駅は瓦葺木造駅舎で、この駅も「木造駅舎の旅」で紹介されています。

建物財産標では明治41年となっていますので、開業当時の駅舎だと思えます。

小さな待合室も古さを感じ、ベンチなども昭和初期のデザインのものです。

委託駅員が切符販売を行っていますが、出札窓口も古い形式で薄緑色カラーは国鉄

感じます。

 

チナミに、養父駅の隣には病院がありますが「やぶ病院にはなっていませんでした。

 

本日の前編は古い木造駅舎への訪問となりました。 播但線山陰本線

ではダイヤが少なくなる場所にありますので、訪問するには十分な計画が

必要と思えます。 時間的にも自宅へと向う必要がありますので、東へと

向いますが、その内容は後編に・・・ (‐^▽^‐)