2014年1月21日
三岐鉄道三岐線の駅を巡っています。 ダイヤは約30分に1本程度運行
されていますので、駅訪問には適しているダイヤです。
暁学園前駅は片面ホームの有人駅です。 駅名の学校は駅前からも見られます。
駅舎の隣の建物には郵便局、駄菓子屋、塾が入居しています。 駄菓子屋は休業日でし
駅名標は2タイプ設置されていました。 三岐線内では異なるデザインは珍しいです。
平津駅は島式ホームを踏切で結んだ有人駅です。 駅の周囲は住宅地となっています。
古い形式の駅舎で、小さな待合室となっています。
駅舎に掲示されている駅名標のローマ字
表記は「HEIDU」[ へいどぅ]となっていました。 ホームの駅名標は「HEIZU」となってい
るので誤りでしょうネ。 o(^▽^)o チョット楽しくなりました・・・
平津駅と同じ様な形式の駅舎、待合室となっています。
三岐鉄道三岐線の起点は近鉄富田駅となります。 駅名に他社名が入っている駅も
珍しいですネ。 (その理由は後ほど判明しましたが・・・)
駅正面は近鉄の駅で、三岐鉄道の名称は掲示されていません。 駅正面側は古くから
近鉄富田駅は片面と島式ホームを地下通路で結んでいます。 島式ホームの片面ホームが
三岐鉄道専用ホームとして使用し、近鉄は相対式ホーム側を使用しています。
三岐鉄道は狭軌のため、標準軌の近鉄には乗入れできませんので、車止めとなって
います。
近鉄富田駅の裏側の駅舎は鯨の形をしています。頭から潮も吹いています。 (°∀°)b
駅名には三岐鉄道の社名も掲示されています。 駅正面は狭い駅前となっていますが、
裏側は整備され、バス停もある広い場所となっています。
近鉄富田駅より近鉄長島駅へと向かう方法もありますが、折角なのでJR富田駅より関西
本線に乗車することにします。 近鉄富田駅からJR富田駅へは徒歩で5分程です。
JR富田駅は近鉄富田駅とは異なり、駅前には住宅が多く静かな駅前です。
駅舎は改装されていますが、建物資産標では明治27年12月となっています。
片面と島式ホームを跨線橋で結んだ無人駅で、跨線橋は自由通路化していて、駅の裏口に
つながっています。 駅の裏側にはイオンモールがあり、跨線橋を利用する人は多いと思
えます。 少し広い待合室は昔は利用者も多かったと思わせます。 出札窓口はシャッター
が下りています。 自動券売機は無く、IC簡易改札機が設置されているだけです。
駅のホーム横には小さな庭があり、昔は駅員が住んでいた名残を感じます。
富田駅には三岐鉄道の貨物列車が乗入れしています。 ホームや跨線橋の階段も
残されていて、昔は旅客も取扱が行われた駅だと判ります。
三岐鉄道の近鉄富田駅はJR富田駅にも乗入れていたので、駅名に近鉄を付ける
必要が有ったのだと思われます。 駅名標の隣の駅は大矢知駅となっています。
三岐鉄道が富田駅に乗入れていた頃は、この駅も賑わっていたのでしょう。
本日は富田駅で終了し、関西本線に乗車し長島駅へと戻ります。
三岐鉄道の「1日乗り放題パス」を利用して、三岐鉄道の北勢線と
三岐線を完乗しました。 駅数も多い路線なので、1日で全駅訪問は
できませんが、もう一度乗車したいとも考えています。 (^-^)/