2013年7月24日
午前中は、筑肥線の姪浜駅～唐津駅間と西唐津駅～久保田駅間の唐津
線を完乗し、唐津線を唐津駅方面へ引き返しています。
厳木駅(きゅうらぎ)
久保田駅と山本駅の中間にある厳木駅で下車します。 相対式ﾎｰﾑを屋根なし跨線橋で
結んだ無人駅です。 列車交換も行っています。
駅舎は古い木造駅舎となっています。駅舎の事務所跡を「ギャラリー風のふるさと」の看板が
でていますが、現在は利用されていないようです。
厳木駅は難読駅として知られていますので下車してみますしたが、木造駅舎にはビックリ!し
ました。 Σ(ﾟдﾟ;)
木造駅舎の入口には、木製に墨の駅名の看板となっています。 出札窓口には板で閉ざ
されていますが、待合室のベンチなどは昔のまま残っていて、天井には、ツバメの巣が３ツも
ありました。
建物財産標は昭和5年となっています。 木造駅舎にもビックリしましたが、上りﾎｰﾑ側に
は、レンガ造りの給水塔が残っているのは、再びビックリです。Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！
SLが走っていたころは、唐津線の中間駅で給水を行っていたのでしょう。
駅舎の壁には、国鉄仕様の駅名標が貼られていますが、仕切線が無いのは少し違うかな?
JR九州仕様の駅名標もありますが、表示の色が全て異なるので、作成時代が異なる感じ
がします。 写真は一番綺麗な駅名標です。 ３ツは薄くなった駅名標ですが、薄さは全て
異なります。 (訪問して確認して見て下さい。 どーしても知りたい方はご連絡を・・・)
駅には厳木高校生が集まってきました。
午前中の補習授業が終わったのでしょうか? キハ４７形の2両編成ですが、高校生で少し
混み合います。
厳木駅より唐津駅方面に向うと、途中より唐津線
と筑肥線が並行します。 本牟田部駅を過ぎると、右手の遮断機の形がV型に取り付けられて
いました。 チョット変った遮断機です。 (＾～＾)
山本駅
山本駅は唐津線と筑肥線の分岐駅で、島式と片面ﾎｰﾑを踏切で結んだ無人駅です。
筑肥線は姪浜駅～唐津駅と山本駅～伊万里駅の2路線に分割されてる珍しい路線です。
山本駅～伊万里駅間は乗客も少ない路線ですが、姪浜駅～唐津駅間の乗客が多いので
幹線となっています。
山本駅は石炭輸送で賑わった駅で、岸嶽支線なども接続していて賑わった駅ですが、
現在はその名残を感じる木造駅舎だけとなっています。
20年近く前に山本駅を訪問した時には、駅裏は一面田園風景でしたが、現在は住宅が
多く建っています。 (ﾟΩﾟ;)
広い待合室には出札窓口も昔のまま残っています。 駅の壁には地元高校生が作成した
山本駅の歴史年表や駅舎を描いたCAD作品などが展示されています。
駅舎の駅名も入口に木板に墨で記入されたものも古さを感じます。
建物財産標は大正1年となっています。
山本駅の駅名標は4種類もあります。 JR九州仕様と国鉄仕様の唐津線専用の駅名標と
JR九州仕様と国鉄仕様の唐津線・筑肥線の駅名標が設置されています。
駅名標がチョット多いのでは・・・? ヽ(*'0'*)ﾂ
伊万里駅行はキハ１２５形の1両編成です。
伊万里駅迄は、山間の人口の少ない地域を通っていきます。
昨年公開された「僕達急行 A列車で行こう」のロケ地となった駒鳴駅も通過していきます。
駒鳴駅の待合所には映画のポスターが貼られていました。 (・ω・)/
伊万里駅
JR伊万里駅は片面ﾎｰﾑの有人駅です。 以前筑肥線で伊万里駅を訪問した時には、
松浦鉄道と共用駅でしたが、現在は完全に分かれて駅舎となっています。
駅舎内には待合室のみのなっています。
駅名標はJR九州仕様と伊万里焼を使用した駅名標には、松浦鉄道の隣の駅名も表記
されています。 共用駅時代のものかは不明です。 (￣ー￣)
松浦鉄道の駅舎との間には国道が通っていて、横断歩道などは離れていますので、国道の
上を歩道で結んでいるので、階段かエレベーターを利用して移動することとなります。
松浦鉄道の伊万里駅には伊万里市観光協会のお土産品売場、売店、そば店なども入って
いて、JRに比べると賑やかな駅舎です。 松浦鉄道は島式と片面の頭端式ﾎｰﾑです。
松浦鉄道の駅名標には有田駅行と佐世保駅行の隣の駅名が共用となったものと、佐世保
駅行専用の2種類ありますが、どちらにもJR筑肥線の隣の駅名も表記されています。
松浦鉄道にもシンボルイラストがあります。
松浦鉄道のMR600形の1両編成です。 乗客は10名程です。
「青春18きっぷ」なので松浦鉄道には乗車できませんが、伊万里駅から有田駅へと抜ける
路線には便利なので、切符を購入して乗車しまする
蔵宿駅
有田駅の３ツ手前の蔵宿駅で下車します。 相対式ﾎｰﾑを踏切で結んだ無人駅です。
古い形の木造駅舎が残っていて、新潮社の「日本鉄道旅行地図帳」では名駅舎として
評価されている駅です。
待合室や出札窓口は昔のままに残されていますが、窓ガラスなどは無い箇所もあります。
駅舎の駅名標は新しいものになっていて、横の建物財産標では大正２年となっています。
駅の前には丸型ポストはありますが、駅と対面した場所に設置されているためか、雨・風の
影響でボロボロとなっています。 当初は利用できないのではないかと思えましたが、現在
も投函が可能です。
蔵宿駅の駅名標にもシンボルイラストが付いていました。
有田駅
松浦鉄道とJR長崎本線との接続駅の有田駅で乗換えます。片面と島式ﾎｰﾑを跨線橋で
結んで有人駅です。
松浦鉄道より下車する時には、車内清算を行うと
清算済票を貰い、改札口で渡します。
駅名標はJR九州仕様のものだけで、松浦鉄道仕様のものは見当たりません。
「JR最長片道きっぷ」の旅の後も一度訪問していますので、直ぐに乗換えます。
早岐駅
早岐駅より大村線の快速シーサイドライナーに乗換えます。
諫早駅
本日は諫早駅の近くで宿泊します。
本日は佐賀県の焼物に関する駅を中心として、「JR最長片道きっぷ」の
範囲外となっている、筑肥線・唐津線に乗車しました。
ローカル線地帯のためか、木造駅舎も多く残っていて、駅名標などは国鉄
仕様などが残っていたり、給水塔も見られるとは思ってもいませんでした。
「青春18きっぷ」ならではの、ローカル線のテツ旅ができましたが、ローカル
線巡りでは駅弁が手に入らなかったことが残念です・・・ (｡＞0＜｡)
明日も「青春18きっぷ」を利用し、長崎方面を巡ります。
その内容は明日に・・・ (*^o^*)