2013年7月23日
昨日の夕方、泉大津港を出航した阪九フェリーは定刻通りに運航して
います。
新門司港到着が6時となっていますので、5時よりレストランで朝食が可能となっています。
フロント前では、レストランでの焼立てパンが販売しています。 フェリーで焼立てパンは
珍しいのでメロンパンを購入しました。 焼立てはフワフワで~す。
新門司港へと入港します。 九州の地となります。 阪九フェリー泉大津航路便のターミナル
は、フェリーの煙突を模した建物となっています。 尚、7時30分迄は船内休憩が可能となって
いますが、送迎バスが無くなりタクシーのみの移動となりますので、注意が必要です。
フェリーターミナル前に送迎バスが停車しています。 フェリー到着後の出発となります。
送迎バスは西鉄バスが運行し、門司駅前経由で砂津バスターミナルを経由し、小倉駅迄
無料送迎しています。 本日の乗客は5名程でした。
神戸航路便のターミナルは、奈良時代の平城京の大極殿を模した造りで、フェリーターミナル
としては、珍しい造りになっています。 (神戸航路便も乗船したくなります (^O^) )
朝の通勤・通学の時間帯のためか、小倉方面の道路は少し混雑していますので、小倉駅迄
約30分程かかりました。
小倉駅
送迎バスは小倉駅(北口)新幹線口に到着します。 小倉駅へは山陽新幹線などで、何度か
下車は行ってはいますが、駅のコンコースにモノレールが入線してくる様子は未来をイメージ
する雰囲気が好きです。 小倉駅からは「青春18きっぷ」の2日目の利用開始となります。
今回「青春18きっぷ」と「バースデイきっぷ」を利用して、JR九州のテツ旅は
「JR最長片道きっぷ」やその後の「九州満喫きっぷ」などでは乗車できてい
ない路線に乗車し、2度目のJR九州を完乗することを目的とします。
小倉駅からは日田彦山線を目指します。
中津駅行の415系で日豊本線へと入っていきます。 通勤・通学の時間帯で少し混雑して
います。
日豊本線と日田彦山線の接続駅の城野駅で下車します。
島式ホーム2面と片面ホームを跨線橋で結んだ駅です。 駅舎と跨線橋が改装中のようで、
駅舎は仮駅舎となっていますので、待合室などはありませんでした。
跨線橋もエレベータ付の新しいもので運用されていて、古い木造の跨線橋は解体中で
既に半分程は骨組みだけとなっています。 又ひとつ古いものが無くなってしまいます。(:_;)
日田彦山線の城野駅から田川後藤寺駅間は「JR最長片道きっぷ」の範囲外の路線と
なっていますので、ひさしぶりの乗車となります。
キハ147形の気動車は少し混雑していますが、志位駅を過ぎる辺りより車内は空きだします。
隣の呼野駅迄は「北九州市内エリア」となっていますが、採銅所駅は香春町となります。
片面ホーム2面を踏切で結んだ無人駅です。 駅舎は大正4年3月の財産標が付いている
木造駅舎となっていて、香春町文化財に登録されています。
駅の周囲には民家が集まっていて、小さな集落の駅となっています。
駅舎や待合室は昔の形を残していますが、壁などは塗装を行い補修されています。
待合室の天井はシャンデリアが下がっていた感じがしますが、現在は普通の蛍光灯が
下がっているだけなのが残念です。 待合室には自動券売機は設置されています。
駅のトイレは新築中でした。 香春町が町の事業として行っているようで、町の文化財と
採銅所駅の駅名標は国鉄様式のみで、JR九州様式のものはありませんでした。
キハ40形で田川後藤寺駅へと向かいます。 車内は空いていますが、田川後藤寺駅に
近づくにつれて、乗客は増えてきます。
田川後藤寺駅で後藤寺線へと乗換えます。 今回は乗換え時間が4分しか無く、駅を
ゆっくりと見ることはできませんでした。 「JR最長片道きっぷ」の旅では、ゆっくりしまし
たので、今回は乗継だけとしました。
新飯塚駅行は、キハ31形の1両編成です。 車内は満席状態で何名かは立っています。
「JR最長片道きっぷ」の旅では新飯塚駅近くのホテルに宿泊していますので、それ以来の
訪問となります。 片面ホームと島式ホームを跨線橋で結んだ橋上駅で、駅舎は新しいです。
後藤寺線の列車が到着したホームの向かい側のホームに、福北ゆたか線の博多駅行の列車
が、接続して出発していきます。
「JR最長片道きっぷ」の旅の路線では、新飯塚駅
から桂川駅間が未乗車区間となっていますので、博多駅行に乗車します。
篠栗線の福北ゆたか線は電化されていますが、筑豊本線の原田線の区間は非電化区間と
なっているので、キハ31形が見られます。
2010年10月に「JR最長片道きっぷ」の旅で訪問していますが、その時の駅のイメージと異
なりますので、帰宅後にデジカメ画像を確認しますと・・・?
駅前をロータリー化し、降車エリアとタクシー乗場が
分けられたことで、駅前の雨よけの屋根が新しく付けられて広くなっています。
新しく付けられた屋根の影響で、駅舎の駅名が見えなくなってしまいました。
国鉄時代には、北九州地区は炭鉱路線として細かく路線が巡らされていま
した。 現在でも平成筑豊鉄道などの路線を合わせると、他の地区に比べる
と少し面白い路線図になっています。 この地区の路線を完乗するには、
行ったり来たりを繰り返すことになります。
午後からも、北九州地区を巡りますが、その内容は後編で・・・
小倉駅の改札内の駅弁販売店で購入しました。 新製品のようです。
釜飯の器に醤油味のご飯に、はかた地とりの照焼き、栗、椎茸、イカなどの
具材がのった釜飯です。博多なので辛子明太子も入っています。