「青春18きっぷ」&「バースディきっぷ」の旅 1日目 | テツ浪人の旅姿

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鉄道で全国を巡る記録です・・

[JR最長片道切符の旅 2010/10/20] [2度目のJR全線完乗 2014/01/01]               
(注)画像データは2011年以前のブログに関しては消去されています。

2013年7月22日  

 

夏の「青春18きっぷ」のシーズンとなりました。7月は誕生月でもあるので、

JR四国の「バースディきっぷ」はここ3年程は連続して活用しておりますが、

今年はJR九州が発売開始した「Happy Birthday♪Kyushu Pass」も利用

できるので、本年は3種類の「フリーきっぷ」を活用して、九州・四国を中心に

テツ旅を行う計画としました。

 

1日目は九州へ向けての移動が中心となりました。

自宅から大阪へ向けては「青春18きっぷ」を利用します。

 

北陸本線を乗継、敦賀駅より播州赤穂駅行の新快速に乗車し、大阪駅

乗車します。
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225系新快速は「青春18きっぷ」のシーズンでは混むことも多いですが、平日のためか

車内は空いています。京都駅に近づくと車内は混み合います。

敦賀駅から京都・大阪方面へ向かうには非常に便利な列車ですが、北陸本線の列車との

接続が悪いのが少し難点です。
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大阪駅大阪環状線へと乗換えます。 大阪駅改装後何度か下車はしていますが、

ゆっくりと駅内の見学が行えていまません。 今回も直ぐの乗換えとなります。
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本日は「青春18きっぷ」の利用は新今宮駅で終了となります。 この後は通常運賃で、

南海電鉄に乗車します。 

JR新今宮駅南海電鉄新今宮駅は高架ホームで交差しています。 駅舎と呼べる建物は

無く、高架ホームの下が駅の出入口となっています。

JR南海の改札口は向合っていて、コンコースは広く、乗継には便利になっています。
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南海新今宮駅は、島式と相対式ホームの4面で、南海本線高野線の上下ホームに分かれて

います。 特急列車も停車する駅なので、ラピートが停車しました

ラピートの運行開始より20年近く経過しますが、斬新的なデザインは現在でもワクワクo(^-^)o

できる車両です。 (鉄人28号に憧れたためかも・・・?)
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南海8000系の普通列車で和歌山方面へ向けて出発します。 日中のためか普通列車は

空いています。

 

諏訪ノ森駅
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テツ浪人の旅姿  今回「青春18きっぷ」の範囲外の路線に乗車した

理由の一つ目の諏訪ノ森駅で下車します。

千鳥式の片面ホームで、上下ホームの改札は離れています。

下りホームは小さな駅事務所のみの駅舎で、日中は無人化しているようです。
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上りホーム側の駅舎は登録有形文化財に登録され、近畿の駅百選にも選定されている

駅舎です。 大正8年築の木造駅舎は、大正モダンを感じる駅舎です。

自動改札の改札口にはシャンデリアが下がり、入口の上には松原の海岸風景のステンド

グラスが設置されています。 駅舎には駅員が常駐しています。

駅前にはイオンショッピングセンターがあり、近代的な建物の前に古風な駅舎が残っている

のは奇跡的だと感じます。 

 

浜寺公園駅
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テツ浪人の旅姿 諏訪ノ森駅の隣の駅が浜寺公園駅です。 

島式ホームと待避線を持つ片面ホームを地下通路で結んだ駅ですが、上下ホームともに改札口が

設けてあります。

下りホームの駅舎は駅事務所のみの小さい駅舎には駅員が詰めていて、自動券売機も設置され

ていますが、何故か乗車駅証明書発券機も設置されています。
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浜寺公園駅の上りホーム側の駅舎は、日本銀行大阪市中央公会堂などを設計した

明治期の建築家、辰野金吾氏の設計の駅舎で知られています。

登録有形文化財に登録され、近畿の駅百選にも選定されています。

明治40年の木造建築で、最古の木造駅舎に数えられ、明治のリゾート地の駅舎として

洋風の造りがそのまま残っています。

待合室は広いのですが、何も無く、自動改札機と出札口があるだけです。
昔の一等待合室は、現在「浜寺ステーションギャラリー」として使われているようですが、

訪問時には閉ざされていました。

駅前には民家が多いですが、駅の正面からも浜寺公園が見られます。
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下りの島式ホームの待合室は木造造りで、窓ガラスのデザインや壁の模様などは古さを

感じます。ベンチも木製の古い形です。 駅舎は紹介されますが、待合室迄紹介される

ことは無いですネ。 (駅好きでもなければ、こんな事は気にならないでしょうか・・・)
テツ浪人の旅姿  諏訪ノ森駅浜寺公園駅を訪問したのは、

高架駅として改装される事が決定しているからです。Σ(゚д゚;)

連続立体交差事業は平成30年完成予定となっていますが、その前に駅舎は撤去されることに

なると思えます。 地元との保存活動により、諏訪ノ森駅は新駅の横に、浜寺公園駅は駅の

正面に移築されることが決定していますが、高架ホームのそばにあるのでは、、現在の面影は

無くなってしまいます。 (ノ◇≦。)

工事の開始時期は分かりませんが、お早めに駅訪問した方が良いと思えます。 (?_?) 

  

泉大津駅
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泉大津駅は島式ホーム2面の高架駅です。 特急・急行の通過待ち駅となっています。

新しい駅舎で、駅の東口は商業施設なども多く、賑やかな駅前となっていますが、私は

西口に出ました。パチンコ店などはありますが、東口に比べると静かな駅前です。

 

阪九フェリー
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関西から九州へと向かうには、昔ならば、寝台特急なは」「あかつき」「彗星」などや

ムーライト九州」などもあり、寝台特急で向かう事も多かったのですが、現在は廃止となり

寝台列車での九州の旅は無くなってしまいました。 (。>0<。)

高速バスなどは充実していますが、フェリーの本数も多いので、今回は阪九フェリー

利用して、泉大津港から新門司港へと乗船することにします。 

 

泉大津駅の西口からは、阪九フェリーの無理用送迎バスが運行しています。

岸和田観光バスが運行を行い、無料で泉大津港迄送迎されます。

10分程で泉大津港に到着します。 送迎バスの乗客は私を含めて7名でした。

チナミに難波・OCAT2階からシャトルバスとして岸和田観光バス400円の運賃で運行

しています。 南海難波駅から泉大津駅迄の運賃が430円となっていますので、難波より

北に住んでいる方は、シャトルバスに乗車した方が少しはお安いです。(^-^)/
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阪九フェリーの2等運賃は6800円ですが、インターネット申込で2割引5440円となります。

1泊分の宿泊費と考えればお安いのでは・・・(お風呂や食堂もあり、不便は無いです)

平日のためか空いていますので、2等室の一部屋には20名程の定員ですが、私の部屋には

3名の乗客だけでした。

17時30分に出航します。瀬戸内海を航行しますので、明石海峡大橋の通過が19時頃と

乗客の多くがデッキに出て、通過を楽しんでいます。 一大イベントのようです。

お風呂に入浴、レストランで生ビールと食事し、船内での生演奏会などをたのしめました。

 

瀬戸大橋しまなみ街道を通過していきますが、夜間のため寝てしまいました・・・(;^_^A

天候も良く、瀬戸内海は波も静かで、ゆったりと朝まですごせる船旅となりました。

 

本日は「青春18きっぷ」の1日目でしたが、南海本線に乗車する機会と

なりましたので、貴重な駅へ訪問する事ができました。

高架線は速度アップや安全面から地元にとっては必要な事と思えますが

駅舎などが無くなることは残念だと思えます。o(_ _*)o

諏訪ノ森駅浜寺公園駅は、地元の努力で保存される事が決定しましたが、

駅舎として利用されるのとは異なり、文化財としての保存は少し違うような

感じもします。(単なる駅好きの独り言です・・・独り言・・・(x_x;) )

 

本日の駅弁
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北陸本線全線開通100周年記念駅弁
                          敦賀元祖鯛鮨   
鯛の舞  1350円

駅弁「鯛の舞」はTVなどでも紹介されている有名駅弁です。

一度食してはいますが、「北陸本線全線開通100周年記念駅弁」として

掛紙が異なりますので、今回購入しました。

鯛鮨は木箱で押鮨となっています。木箱も貴重な駅弁です。