名古屋鉄道の駅巡りだがや・・・ 2日目 (後編) | テツ浪人の旅姿

テツ浪人の旅姿

鉄道で全国を巡る記録です・・

[JR最長片道切符の旅 2010/10/20] [2度目のJR全線完乗 2014/01/01]               
(注)画像データは2011年以前のブログに関しては消去されています。

2013年6月17日 


名古屋電車2DAYフリーパス」でのテツ旅も残り半日程となりました。

当初に予定していた駅への訪問も残り1駅となっていますので、チョット

寄道を行うことにします。 


10時19分 須ヶ口駅 着

テツ浪人の旅姿  津島線本線の接続駅の須ヶ口駅で下車します。

本線の名古屋方面へは直接乗入れる列車もありますが、岐阜方面は乗換えとなります。 

 

10時23分 須ヶ口駅 発 名鉄岐阜駅
テツ浪人の旅姿  須ヶ口駅には車両基地もありますので、

乗車した車両は車庫から出発してきました。 
 

10時27分 新清洲駅 着
テツ浪人の旅姿 テツ浪人の旅姿  

2ツ目の新清洲駅で下車します。 島式ホーム2面を地下通路で結んだ有人駅です。

上下線のホームは別れていて、優等列車の通過待ちも行われています。

自由通路式の地下通路で改札口も地下通路にありますので、駅舎はありません。 

 

新清洲駅から徒歩15分程先に清洲城がありますので、徒歩で向かうことにします。

JR東海道本線に乗車すると清洲城が見えます。 再建されたお城ですが、通るたびに

気になっていて、一度は訪問したいと思っていました。
テツ浪人の旅姿 テツ浪人の旅姿  

地下通路を出ると「清洲城の案内板も設置されています。 駅前を少し出ると五条川が

あり、遠くに清洲城が見えるので川沿に進むと、清洲古城跡の石碑があります。

清洲古城跡は草が茂っている場所ですが、少し先には清洲公園があります。

清洲公園には織田信長像濃姫像があります。 
テツ浪人の旅姿 テツ浪人の旅姿

清洲公園を出て、東海道本線東海道新幹線の線路下を通ると、対岸に清洲城が見ら

れます。 お城の対岸には駐車場があり、赤い大手橋を渡ると入城できます。 

 
テツ浪人の旅姿  テツ浪人の旅姿  

お城の庭には無料で入れますが、お城の入館には入場料300円となっています。

JAF会員割引で250円となりました。

4階建ての構造で、1階から3階迄は、清洲城の歴史資料の展示や映像で紹介されて

います。
テツ浪人の旅姿  4階は天守閣清須の町が一望できます。

テツとしていは、新幹線東海道本線の通過列車を天守閣から見ることが一番です。


テツ浪人の旅姿  テツ浪人の旅姿  

再び、新清洲駅へと戻ります。 

 

12時18分 新清洲駅 発 急行 豊川稲荷駅
テツ浪人の旅姿  新清洲駅には急行列車も停車しますので、

名鉄名古屋駅へと向かいます。
 

12時27分 名鉄名古屋駅 着

12時47分 名鉄名古屋駅 発 犬山駅
テツ浪人の旅姿 テツ浪人の旅姿  

お昼なので駅弁を購入し、犬山方面への普通列車に乗車します。

 

しかし何度乗車しても、名鉄名古屋駅の列車入線はすごいな~と思えます。

行先が異なる、普通・急行・特急などが同じホームに入線し、ドアの位置が少しだけの

違いで、乗客が列車待ちで並んでいます。

乗車する位置が何処なのか判るには、少し慣れないと難しいでしょう。 

 

13時14分 布袋駅 着
テツ浪人の旅姿 テツ浪人の旅姿  

昨日訪問することも考えましたが、石仏駅から布袋駅間での人身事故の影響で、下車

する事を諦め、本日訪問しました。

 

布袋駅は「中部の駅百選」に選定され、2009年発行された「日本鉄道旅行地図帳」では

名駅舎として紹介され、NHKの「木造駅舎の旅」でも放送された名古屋鉄道では一番古い

木造駅舎が残っている駅でした。

大正レトロを感じる駅として知られていましたが、高架化工事が計画される中で、駅舎の

解体が計画され、住民からの保存運動も起こりましたが、駅舎の一部を保存することで取壊し

となりました。 現在は新しい駅舎が完成し、新しいホームの建設中です。 

 
テツ浪人の旅姿 テツ浪人の旅姿  

既に下りホームは新しいホームで運行していて、跨線橋で結ばれていますが、上りホームは

建設中のため、昔のホームを踏切で結んでいます。

昔のホームには古いベンチなどは残っていますが、もう少しの運用となるのでしょう。

 

線路の高架化は、列車のスピードアップや安全面では必要と思えますし、駅舎にも自動

改札機などの設置するには、古い木造駅舎では都合が悪い点も多いと思えます。

都市部の住宅地で乗降客が多い路線では、古い木造駅舎やホームなどが残ることは

難しいでしょうが、やはり少し寂しく感じます。
 

13時44分 布袋駅 発 犬山駅
テツ浪人の旅姿  木造駅舎が残っていれは、少しはゆっくりと

しますが、現在の駅舎なので、早々に移動します。 

 

予定していた駅の訪問が終えましたので、チョット気になる駅へと向かいます。

 

13時59分 犬山駅 着

14時08分 犬山駅 発 新可児駅
テツ浪人の旅姿  犬山駅広見線へと乗換えます。 

 

14時26分 新可児駅 着
テツ浪人の旅姿  

2月にも広見線に乗車していますが、新可児駅迄は、15分に1本程度のダイヤとなっていま

すので、訪問しやすいです。 

 

14時44分 新可児駅 発 御嶽駅
テツ浪人の旅姿 テツ浪人の旅姿  

新可児駅から御嵩駅間はワンマン運転区間となっていますので、ホーム内の改札を通ります。
30分に1本のダイヤで折返し運転を行っています。 2両編成ですが車内は10名程の

乗客です。 

 

14時54分 御嵩口駅 着
テツ浪人の旅姿 テツ浪人の旅姿  

2月に乗車した時には終点御嵩駅迄乗車しましたので、今回は途中駅で下車します。 

 

御嵩駅の手前、御嵩口駅で下車します。 片面ホームにホーム待合所のみのの無人駅です。 

駅前には広い駐輪場となっていて、大きな駅名標が設置され、民家が集まっています。

 

15時00分 御嵩口駅 発 新可児駅
テツ浪人の旅姿  御嵩駅より折返してきた列車に乗車しました

ので、6分程しか駅には留まれませんでした。 

 

15時06分 明智駅 着
テツ浪人の旅姿 テツ浪人の旅姿  

新可児駅の隣、明智駅で下車します。 相対式ホームを踏切で結んだ無人駅です。

駅舎は古い木造駅舎が残っています。 待合室は昔のベンチなどが残っています。

相対式ホームですが、島式ホーム2面の名残があり、駅舎側にはレールも残っています。


明智駅は廃線となった八百津線の起点駅でした。名古屋鉄道の最後の非電化路線と

して、一度だけ乗車しました。 明智駅には名残は見られませんでした。
 

15時19分 明智駅 発 御嵩駅
テツ浪人の旅姿 テツ浪人の旅姿  

明智駅より再度御嵩駅に乗車します。 新聞運送も行われていて、乗車した車両では

新聞を下ろす作業が行われました。 

 

15時21分 顔戸駅 着
テツ浪人の旅姿 テツ浪人の旅姿  

顔戸駅は片面ホームにホーム待合所のみの無人駅です。 駅の周囲は小さな集落です。 

 

15時33分 顔戸駅 発 新可児駅
テツ浪人の旅姿  再び御嵩駅からの折返の列車で新可児駅

戻ります。 

 

新可児駅から御嵩駅間は名鉄より廃線要望が出ている路線です。 現在は自治体からの

補填が行われて運行されている状態ですので、今後も廃線が懸念される路線です。

今回は短時間の訪問ですが、八百津線の廃線跡の散策も兼ねて、再訪したいと考えて

います。 

 

15時40分 新可児駅 着

15時44分 新可児駅 発 中部国際空港駅

テツ浪人の旅姿 テツ浪人の旅姿
新可児駅乗換え、犬山駅方面へと戻ります。

普通列車で中部国際空港駅へと向かう乗客は少ないと思いますが・・・

新可児駅から出発する列車です。 

 

15時47分 日本ライン今渡駅 着
テツ浪人の旅姿 テツ浪人の旅姿  

新可児駅の隣、日本ライン今渡駅で下車します。 相対式ホームで上下ホームは別々の

改札口の駅舎となっています。 下りホーム側にはタクシー乗場があります。

 

この駅の駅名の「日本ライン」のライン下りが営業休止中となっています。

天竜川事故後川下りの乗客が減少している影響で、現在休止していますが、廃止と

なった場合「日本ライン」を付けておく意味が薄れてしまいます。

駅名の改名は費用もかかるので無いとは思えますが、今のうちに下車しておきたいと

思いました。
 

16時03分 日本ライン今渡駅 発 犬山駅 
テツ浪人の旅姿  再び、犬山駅行に乗車します。

犬山駅が終着ですが、犬山駅到着後は各務原線に入り、名鉄岐阜駅となります。

そのまま乗車し、新鵜沼駅へと向かいます。

16時28分 新鵜沼駅 着

少し早い時間ですが、自宅への帰路の時間を考えで、今回のテツ旅は終了します。

 

今回は名古屋鉄道の全線乗車を終え、気になる駅舎の訪問も出来ました。

しかし、「中部の駅百選」や「名駅舎」に選定されていた、古い木造駅舎など

無くなり、新しい駅舎に変わっていて、少し面白さが薄らいだテツ旅

なっていまいました。 

次に名古屋鉄道に乗車する時には、近代化された駅舎巡りが中心となり

えますが、その時には少しでも面白さが見つけられるように、計画したいと

思っています。

 

本日の駅弁
テツ浪人の旅姿  幕の内こだま   730円

名古屋駅の駅弁販売店で購入しました。

昔ながらの幕の内弁当風で、俵型ごはん、焼き魚、蒲鉾、卵焼きなどの

おかずが入っています。 掛紙も名古屋風で、駅弁名称の「こだま」は

よい感じです。