2013年4月28日
昨日も旭川市内に宿泊しました。 旭川駅は北海道鉄道の真中に位置
していますのでね東西南北の移動には便利です。
昨晩からの雨が続いていますが、小降りの雨なので傘は必要無い感じ
です。
昨日の出発時間より早い列車に乗車します。 特急スーパーカムイ2号の札幌駅行の
自由席車両の乗客は数名程度です。 旭川駅を出発すると直ぐに車内改札があり、
深川駅迄の短い距離ですが、特急列車に乗車しなければ、間に合わない列車なので、
こんな場合には「北海道フリーパス」は便利です。
05時37分 深川駅 着
函館本線の深川駅で留萌本線に乗換えます。
深川駅には2011年にも訪問していますが、廃線となった深名線で訪問した時が懐かしく
感じます。
2011年に乗車た時は増毛駅への往復で終わっていますが、今回はじっくりと駅訪問を
行いたく、始発列車に乗車することにします。 乗客は私1人だけです。
増毛駅行の始発列車は、留萌駅迄は快速列車運行で、停車駅は少ないです。
しかし、峠下駅は列車交換で停車します。
峠下駅は千鳥式の相対式ホームを踏切で結んだ無人駅です。 古い木造駅舎が残って
ますが、駅正面の駅名標は無く、[JR]の看板のみとなっています。
駅の周囲には民家などは無く、雪におおわれた駅舎は、秘境駅106位にランクされて
います。 「新・鉄子の旅」5巻で紹介されているように、昔の有人駅の雰囲気が残って
いて、ソファーもそのままに配置されています。
深川駅行はキハ54系1両編成です。 日曜日のためか乗客は少ないです。
留萌本線の駅では普通列車でも通過する列車があるので、下車するにはダイヤの組立て
には注意が必要です。 真布駅も一部の列車は通過します。
片面ホームにホーム待合所のみの無人駅ですが、北海道らしい板張りホームは短く、車両1両分
の長さ程度です。 待合室も納屋風の造りで、隙間も多く床も少し曲がっています。
周囲には民家が点在している程度で、一面雪におおわれています。
ダイヤが少なく、民家も少なく、駅舎の特徴から、秘境駅65位にランクされています。
小雨も降り風も強いので、約1時間30分程待合室で過ごしますが、暖房も無く、隙間風
が入る待合室の寒さは辛い時間です。 途中留萌駅行の列車が通過していきます。
深川駅行もキハ54系は早朝の増毛駅行が折返してきました。
08時58分 秩父別駅 着
片面ホームに古い駅舎の無人駅です。 秩父別町の玄関駅で駅前も住宅地となっている
ので利用者は多いようです。
増毛ノロッコ号の運行案内です。
GW期間のみ運行される増毛ノロッコ号で留萌駅方面に向かいます。
増毛ノロッコ号は全席自由席で乗車券のみで乗車できます。
DE51の牽引車両で増毛駅へと向かいます。
1号車と3号車は自由席となっています。 本日は雨の天候なので、トロッコ車両には
風除けが取付けられ、ストーブにも火が入っています。
2号車は団体車両でバーベキューを楽しみながら乗車できる、バーベキューカーとなって
います。 バーベキューカーは略満席のようです。
増毛ノロッコ号のイベントは留萌駅、増毛駅到着時に行うようで、列車内では特にイベント
などは行わないようです。
今回は増毛ノロッコ号に乗車するこしが目的では無いので、恵比島駅で下車します。
2011年に留萌本線に乗車した時に下車しましたが、夕方の訪問だったので、明日萌駅
などは閉鎖され、見学することはできませんでした。
増毛ノロッコ号の到着に合わせて、明日萌駅は見学可能となっていました。
NHKドラマ「すずらん」の撮影ロケセットのまま、出札窓口や駅名標は残されています。
運賃やダイヤはドラマの設定昭和初期の内容が掲示されています。
役者の蠟人形は暗くなってから見ると、少しビックリしますヨ。
前回下車した時には、時間外で見学が出来なかった、「すずらん」のロケ地となった
『中村旅館』も見学できました。 撮影当時の部屋がそのまま保存され、ドラマ・映画の
写真パネルなどか展示してあります。
再びキハ54系で深川駅方面へと戻ります。
10時22分 北一已駅 着
北一已駅は片面ホームに古い木造駅舎の無人駅です。 駅の隣には民家がありますが、
周囲は田畑の広がる地区で、民家は点在しています。
原因不明ですが、列車は遅れて到着します。 観光客風の乗客で4割程度の乗車です。
終点の留萌駅に到着します。 留萌駅の待合室には駅そば店が営業していますが、
乗換え時間が少なく、今回は食することは出来ませんでした。 お腹が空いた~(^o^;)
留萌本線の駅訪問は、午前中は深川駅~留萌駅間の駅を巡ってきまし
たが、午後からは留萌駅~増毛駅間の駅を巡ります。
留萌駅に到着する迄は、一時的には雨も止んでいる時間もあり、駅の
撮影などには問題は無かったのですが、午後からは・・・
その様子は後編へと続きます。