2013年4月24日
昨日は釧路市内で宿泊しました。 「北海道フリーパス」の2日目は
釧網本線に乗車します。 釧網本線の列車ダイヤが薄いので、早朝
からの出発となります。
05時55分 釧路駅 発 快速はなさき 根室駅行
6時前ですが、北海道は既に日の出後で、明るく
なっています。 釧路駅の改札は既に始まってはいますが、駅舎内のコンビニは営業開始前
でした。
1番ホームには滝川駅行のキハ40が停車しています。 下りの滝川駅9時37分発の列車は
日本一長時間8時間強の鈍行列車と知られていますが、上りの滝川駅行は新得駅からは
快速狩勝として運行し7時間弱の運行となります。 乗客は0名で出発していきました。
釧網本線の網走駅行のキハ54は2番ホームに停車していますが、3番ホームには根室本線の
根室駅行のキハ54快速はなさきが停車しています。 東釧路駅へ立寄るので、根室駅行に
乗車します。 乗客は私以外には1名のみです。
釧路駅の隣、東釧路駅が釧網本線の起点駅となります。 島式ホームを踏切で結んだ
無人駅です。 ホームと駅舎の間に釧網本線の0㌔ポストがあります。
周囲にはショッピングセンターも見られる住宅地で、通学の高校生の送迎を行う乗用車が
ひっきりなしに到着します。
釧路駅を6時6分に出発した網走駅行のキハ54は高校生で満員となります。
始発列車に乗遅れると、次の列車が9時台となりますので、学校には遅刻することになります。
ダイヤの薄い地区の高校生の通学は、朝早くから大変だなと思えました。
標茶高校生だと思えますが、夏場は明るいでしょうが、寒い冬場は大変だな~とつくづく思い
ました。 高校生が下車すると車内には数名の乗客だけとなりました。
釧路駅行のホームにも通勤・通学の乗客が列車を待っています。 釧路駅行は2両編成です。
南弟子屈駅は片面ホームの貨車駅で、ホームは未舗装です。 車掌車の待合室の外装の
塗装しなおされていて、綺麗になっています。
駅前には建設会社と民家が数軒あります。 駅前の通りを出ると国道になっていて、
小さい食品商店とガソリンスタンドがありました。
下車した日には、ホーム対面に張られている風雪防止ネットを外す作業が行われています。
約1時間30分貨車駅の待合室ですごします。 釧路駅行もキハ54の1両編成です。
通勤・通学の時間帯が終わっているので、車内は空いています。
始発列車では列車交換で停車した標茶駅で下車します。
島式と片面ホームを跨線橋で結んだ有人駅で、引込線・側線など多くの線路が残っています。
待合室は広く、SL冬の湿原号のポスターが多く貼られています。
標茶町の玄関駅で、駅前には商店などが多く見られます。
標茶駅は廃線となった標津線の起点駅で、改札口の横に「道東の鉄道発祥の地」の碑が
あります。 駅スタンプは待合室に設置されています。
標茶駅からはキハ54系1両編成の快速しれとこに乗車します。
乗客は多くは無く、殆どが観光客風で、緑駅を過ぎると観光客だけの車内となります。
網走駅に近づいた北浜駅で下車します。 片面ホームに木造駅舎が残る無人駅です。
オホーツク海に一番近い駅として有名な駅です。 更に元駅事務所を喫茶店「停車場」として
次の列車の時間には1時間程あるので、喫茶店「停車場」で昼食とします。
お店の入口にお勧めメニューの「ほたてカレー」900円を注文。 ホタテ型のお皿に
カレーと大粒のホタテが入っていました。 食事に200円プラスでコーヒーが付きます。
平日ですが、自家用車で来店する方で満席となっています。
昼食も兼ねて喫茶店「停車場」で休憩を行いました。20年程前にも北浜駅
に訪問していますが、その時は喫茶店「停車場」は定休日で食事を行うこと
が出来ませんでした。20年越しでの食事が叶いました・・・v(^-^)v
午後からも釧網本線のテツ旅は続きますが、その様子は後編で・・・