2013年4月22日
寝台特急北斗星の札幌駅到着が11時台と少々遅い時間なので、この時間
から大きく移動を行うのは難しいので、近隣でのテツ旅を楽しむことにします。
札幌駅のみどりの窓口で、明日から利用開始の「北海道フリーパス」を
購入し、指定席の予約を行います。 合わせて「小樽フリーきっぷ」も購入し
ます。
「小樽フリーきっぷ」は、札幌駅から小樽フリーエリア間の往復乗車券と小樽市内の中央
バス一日乗車券がセットとなり1900円です。 ちなみに、札幌駅⇔小樽築港駅の往復
運賃が1240円、中央バスの一日乗車券が750円と少々お得となっているフリーきっぷ
です。
区快いしかりライナーは、手稲駅迄が快速運転となりますが、その後は各駅停車となります。
手稲駅迄は車内は混雑していますが、その後は空席が目立ちます。
小樽フリーきっぷのフリーエリアの最終駅は小樽駅となっていますので、下車します。
観光地の駅なので、駅周辺は賑やかです。
小樽駅前の中央バスターミナル案内所で、引換券と「おたる市内線1日乗車券」と
交換します。 「おたる市内線1日乗車券」は750円となっています。 おたる市内線の
1乗車210円となので、4回の乗車でお得となります。 小樽市内全域を一日じっくりと
観光を行うにはお得となりますが、運河近辺のみ観光する場合には必要は無いと思えます。
おたる水族館行の路線バスに乗車します。
小樽市内の繁華街を少し外れた、総合博物館前バス停で下車します。
小樽市総合博物館は、昔「小樽交通記念館」の頃に入館しています。
小樽市総合博物館は単独入館料が400円となっていますが、旧日本郵船又は運河館の
内1館との共通入館料は500円とお得となっています。
以前の小樽交通記念館の入館料が750円でしたので、小樽市立になって安くなっています。
館内に入館し最初の展示物が鉄道記念物の蒸気機関車「しづか号」です。
機関車の後にも、鉄道記念物の一等客車の「い1号」も展示されています。
館外の野外展示にも多くの車両が展示されています。 多くが北海道で活躍した車両
なので、除雪車・貨物車・ディーゼル車両が多いです。
展示物も鉄道創世記からの資料や映像などが多く展示されています。
国の重要文化財にも指定されている旧手宮機関庫、準鉄道記念物の北海道鉄道開通
起点標などの施設もあります。 北海道の鉄道の聖地と言える記念物が多く見られます。
ここでは紹介できないほど多いので、是非とも見学に出向いてください。
蒸気機関車「アイアンホース号」が動態展示され、無料で乗車することができます。
線路の両端に転車台が設置されていますので、転車風景も見られます。
小樽市内に半日しか滞在できないので、小樽市総合博物館の見学も
早々に終えることにします。博物館内には鉄道以外にも科学展示室や
プラネタリウムなどの施設もありますので、 次の見学機会があれば、
一日ゆっくりとしたいと思いました。
中央バスに乗車し錦町バス停で下車します。 少し歩くと手宮線の線路が残っています。
共通入館券を購入したので、重要文化財の旧日本郵船㈱小樽支店を見学します。
石造りの壮観な建物で、ポーツマス条約での樺太国境画定会議が開かれた会議室など
歴史的にも重要な施設です。
小樽市内観光には何度か訪れていて、運河などは見学していますので、
今回の観光はここで終了し、小樽フリーきっぷを活用したテツ旅へと
もどります。 中央バスに乗車し、小樽駅経由で小樽築港駅前バス停へ
向かいます。
「小樽フリーきっぷ」のJR函館本線のフリーエリアは、小樽築港駅、南小樽駅、小樽駅の
3箇所の狭い範囲となっています。
小樽築港駅は、島式ホームを自由通路と結ばれた橋上駅です。
駅舎は新しく、自動改札機も設置されている有人駅です。
小樽築港駅の周囲には、観覧車もあるウイングベイ小樽や石原裕次郎記念館などの
観光客も多く利用するえきです。
中央バスよりJRに乗換えますので、「小樽フリーきっぷ」の復路用の切符を利用開始と
なります。
南小樽駅は島式ホームを跨線橋で結んだ有人駅で、簡易IC改札機は設置されています。
跨線橋は古い木造のものがのこっています。
駅舎内にはコンビニ・セブンイレブンが入っています。
鐘が保存されています。
17時07分 南小樽駅 発 快速エアポート174号 新千歳空港駅行
JRのフリーエリアの駅訪問を終え、札幌駅へと戻ります。
快速エアポートは南小樽駅で満席状態となり、札幌駅迄は満員となります。
17時45分 札幌駅 着
寝台特急北斗星到着後の半日間の短い時間でしたが、「小樽フリーきっぷ」
を利用しての小樽のテツ旅を行いました。
明日からは「北海道フリーパス」を利用してのテツ旅を開始します。
北海道のテツ旅はすご~く濃い内容となりますので、明日から随時掲載を
行いますので、ヨロシク о(ж>▽<)y ☆
札幌駅の改札内駅弁販売店で購入しました。
ご飯の上に鮭の身といくらがのっています。(親子丼かな?)