2013年4月3日
智頭急行の「一日乗り放題きっぷ」を利用して、智頭線の全駅乗下車を
行っています。 兵庫県・岡山県内の駅を訪問し、鳥取県へと入って
きました。
智頭駅の手前の恋山形駅で下車します。 相対式ホームを踏切で結んだ無人駅です。
ホーム待合所のみで、駅舎、トイレ、待合室などの設備はありませんでした。
駅前は山間部にあり、集落は少し離れた場所にあります。
現在日本国内に「恋」が付く名称の駅は4箇所
あります。 4箇所の駅が連携して、地区の活性化を図っているようです。
先日は三陸鉄道南リアス線の恋し浜駅も復活しましたのが嬉しいです。
ちなみに・・・のと鉄道には恋路駅がありましたが、廃線となり残念です。o(;△;)o
一駅戻ります。
恋山形駅の隣、山郷駅で下車します。 片面ホームでホーム待合所のみの無人駅で、トンネル
出口の低い位置のホームとなっていて、駅構外へは階段を登ることになります。
駅舎やトイレ、待合室などの施設は無いです。 駅前には公民館の建物はありますが、集落
などは少し離れた場所となっています。
智頭急行は鳥取県内には3駅ありますが、本社機能の智頭駅を除き、2箇所の駅には、
駅舎やトイレなどの設備が無いことがわかります。
兵庫県・岡山県内の駅には、トイレや待合室の設備が整えられているのに、鳥取県内の
駅は整備されていない感じがし、少し残念です。
ダイヤの関係で再び、上り列車へと乗車します。
兵庫県迄戻り、石井駅に下車します。 片面ホームは盛土された高架ホームとなっています。
ホーム下には木造のログハウス風の、トイレ・待合室の建物があります。
周囲は田畑が広がり、民家は少ないです。
智頭急行の完乗に向けて、終着駅の智頭駅を目指します。
智頭急行の本社の智頭駅に到着します。 頭端式ホーム2面となっていて、上郡駅と智頭駅
だけが、有人改札口となっています。
駅舎の大きさに比べると待合室は狭く、3名程が座れるベンチがあるだけです。
出札窓口の横に駅スタンプが設置されてます。
JR智頭駅は智頭急行の駅舎の横にあり、小さい木造駅舎です。
智頭急行経由の特急列車はJR智頭駅のホームより出発しますが、JR智頭駅の窓口では
智頭線内の乗車券・特急券は発売せず、乗車駅証明書を発券し、車内清算を行うようにと
掲示されています。
智頭駅の駅前は小さな町並で、観光案内所やスーパーマーケット、飲食店があります。
智頭急行では、普通列車は1時間に1本程度のダイヤとなっています。
乗車してきた列車が折返し上郡駅行となりました。
岡山県の最東端駅の、あわくら温泉駅で下車します。 高架の島式ホームの無人駅と
なっています。 ホーム下には、トイレ、待合室の大きな建物があります。
智頭急行内では一番大きな駅舎施設と思われ、ステンドガラスには、あわくら温泉の
タヌキが描かれていて、入口には温泉に入るタヌキ像が置かれています。
駅から1.5km程離れた場所に温泉施設などがあるようですが、時間の関係で立寄る
ことはできませんでした。
智頭急行の最後の駅へと向かいます。
智頭急行の佐用駅は、JR姫新線との接続駅となっています。島式ホーム2面を地下通路で
結び、改札口は共同運用されていますが、智頭線と姫新線のホームは完全に分かれて運用
されています。 智頭急行の特急列車も停車する駅なのでホームは長く設置されています。
佐用駅にはJR姫新線での訪問を終えていますが、智頭急行の佐用駅として下車することで、
智頭急行の全駅乗下車が完了しました。
智頭急行の全駅乗下車のテツ旅を終了し、上郡駅へと戻ります。
この後苔縄駅を下車すれば、1日で全駅乗下車を行うことが可能だと思えますが、
明るい時間で終了することとなりました。
18時31分 上郡駅 着
18時53分 上郡駅 発 姫路駅行
姫路駅行の車内は非常に混雑しています。
19時05分 相生駅 着
19時12分 相生駅 発 播州赤穂駅行
本日も赤穂市内で宿泊となりますので、赤穂線に乗換えます。
19時23分 播州赤穂駅 着
本日は智頭急行の「一日乗り放題きっぷ」を活用して、全駅乗下車を
完了することができました。 智頭急行は国鉄時代には開通できずに
中断していた路線を、地元の要望で第三セクターとして開業しました。
特急列車の「スーパーはくと」や「スーパーいなば」の優等列車の運行で、
第三セクターとしては、良い状態での運営がされているようです。
但し、優等列車のダイヤが優先され、普通列車のダイヤが薄いので、
各駅での列車待ちなどで、停車時間が長いことも多いようです。
今後も「一日乗り放題きっぷ」は 「青春18きっぷ」のシーズンに合わせて
発売されると思いますので、全駅乗下車は無理でも、宮本武蔵駅で歴史
散策やあわくら温泉駅で入浴、恋山形駅の珍名駅訪問などを計画しては
いかがでしょうか? v(^-^)v
明日は「青春18きっぷ」を利用して、帰路へとつきます・・・























