2012年6月5日
「九州満喫きっぷ」も3回目の最終となり、そろそろ帰路へとつかなけ
ればなりませんが、天気予報では数日前より台風3号が接近していて、
昨日の夜より、雨が降り始めています。
日豊本線に乗車し、宮崎駅を目指しますが、隼人駅と西都城駅間のダイヤが薄いので、
鹿児島中央駅の出発は早朝の始発列車となってしまいます。
「最長片道きっぷ」の旅では、日豊本線の隼人駅⇔都城駅間は未乗車区間でしたので
今回はひさしぶりの乗車となります。
817系2両編成ですが、早朝なので乗客は10名程です。途中国分駅までは、通学生で
乗客が増えますが、宮崎の県境近辺で減少。 しかし、西都城駅からは通勤・通学の
乗客で満員となります。
8時12分 宮崎駅着 2分遅れ
宮崎駅で下車し、駅弁を購入します。
宮崎駅からは宮崎空港駅行の特急ひゅうがに乗車。 宮崎駅⇔宮崎空港駅間は、
普通運賃で乗車できます。 特急ひゅうがは787系のリレーつぱめ型です。
九州新幹線が全線開通するまで、鹿児島本線で頑張った車両です。
日南線の起点の南宮崎駅で一旦下車します。 島式ホームが2面を跨線橋で結んだ
有人駅で、車両基地にもなっているので、留置線には多くの車両が停車しています。
9時16分 南宮崎駅発 南郷駅行
日南線は非電化路線で、キハ47の2両編成。下り列車のためか車内は空いています。
「最長片道きっぷ」の旅で乗車できない盲腸線の日南線へと入っていきます。
木花駅は島式ホームを踏切で結んだ無人駅です。三角の天窓に入口にステンドグラスが
飾られた少し可愛い駅舎になっています。 周囲は民家が集まっていて、徒歩10分程に
プロ野球も開催される、サンマリンスタジアムがありますが、この駅の利用者は少ない
と思えます。
南宮崎駅行の車両もキハ47の2両編成です。上り列車のためか少し混んでいます。
田吉駅は、島式ホームを踏切で結んだ、無人駅です。日南線と宮崎空港線の分岐駅で、
一旦廃駅となっていたが、宮崎空港線の開業に合わせて復帰した珍しい駅です。
駅舎は待合室のみで自動券売機などの設置は無いです。
ホームの幅は狭く、ホームに屋根はついていますが、強い雨のためホームにいてもずぶ濡れと
なります。 宮崎空港が近く、ホームからも飛行機の動きも見える駅です。
宮崎空港からの乗換えなどを考慮してか、乗降客が少ないですが、停車列車は多いと
思えます。 日南線の志布志駅行は、キハ40の1両編成。 終点迄運行する列車が
少ないためか、乗客は多いです。
終点の志布志駅の2ツ手前の福島高松駅で下車します。
日南線の宮崎県最後の駅で、秘境駅ランキング138位となっています。
片面ホームで小さい待合所のみの無人駅です。 駅舎にはドアなどが無く開放的で、
駅前のソテツの木が植えられていている点が、南国の雰囲気の感じられる駅となって
います。 ホームの反対側は田んぼ牛舎が見え、牛の鳴き声も聞こえます。
駅前には民家がありますので秘境駅の雰囲気は薄いです。 駅前の道を少し歩くと
国道に出て、路線バスの乗場もあります。
駅の待合室には駅ノートが置かれています。 駅ノート管理者は「来訪記念書」を作成し
配布しています。 駅ノート管理者の努力されているのが感じられます。
来訪された方は駅ノートを記載し、来訪記念書を頂いていきましょう。
「九州満喫きっぷ」の3回目のテツ旅の前編は秘境駅の福島高松駅到着
までとします。 台風の影響の雨は強く降り、少し濡れテツの旅となって
いますが、それ以上に気になる点が、それは後編で・・・ ( ̄▽+ ̄*)
宮崎駅の駅弁販売店で購入しました。 宮崎駅と言えば「椎茸めし」と
言われるほど有名な駅弁です。 ちなみに南宮崎駅のキオスクでも
「椎茸めし」だけは販売していました。
椎茸・鶏そぼろ・金糸卵が白米の上に乗っていて、おかずも充実した
駅弁です。


























