2012年1月8日
午前中は、熊野三山への参拝も終え、本日の旅テツは終えて、午後から
は、紀勢本線の駅巡りを行います。 紀伊勝浦駅からは、特急「オーシャン
アロー号」に乗車します。
13時04分 紀伊勝浦駅 発 特急オーシャンアロー20号 京都駅行
「南紀パス」は、フリーエリア内は特急列車の自由席に乗車できますが、特急列車の
本数も少ないので、駅巡りも少し苦労します。
紀伊勝浦駅で乗車する乗客は多いですが、オーシャンアロー号の自由席には空席が多いです。
オーシャンアロー20号は太地駅には停車しませんので、次の停車駅の古座駅で下車します。
島式ホームを踏切で結んだ有人駅です。 全ての特急列車が停止する優等駅ですが、
委託駅員で改札業務は行っていません。
駅舎内の待合室は広く、駅の一部が古座町観光協会が利用して、お土産品などの販売を
行っています。 駅前は住宅地ですが、人影は少ないです。
列車ダイヤが薄いので、次の列車も特急「オーシャンアロー号」に乗車します。
自由席の乗客は少ないので、のんびりします。
新宮駅に再び戻ります。 次の列車までの時間が少しあるので、新宮駅前にあります
「徐福公園」に行ってみます。 入園料は無料です。
徐福とは、中国の秦の始皇帝に仕え、不老不死の霊薬を求めて、熊野に渡来したと
伝えられています。 公園内には「徐福の墓」があります。
15時23分 新宮駅 発 紀伊田辺駅行
105系2両編成です。
15時36分 宇久井駅 着
3ツ目の駅、宇久井駅に下車してみます。
相対式ホームを屋根無しの跨線橋で結んだ無人駅で、木造の車庫が残っています。
古い木造の駅舎で、財産票では昭和11年となっています。
駅から少し歩くと、港に出れます。港からは「ホエールウォッチング」の船が出ている
宇久井駅の読みは「うくい」ですが、正式な地名は「うぐい」のようです。
後で調べると、当初の駅名の読みは「うぐい」と読んでいたようですが、国有化で駅名の
読みが「うくい」と変更されたようです。
国鉄時代によくある、勘違いでの読み方をしたのかも・・・
16時16分 宇久井駅バス停 発 熊野交通バス 勝浦駅行
「南紀パス」の範囲外となるのですが、紀勢本線の
列車ダイヤが薄く、次の列車まで2時間あるので、並行して運行している熊野交通の路線バス
に乗車することにします。 新宮駅方面の路線バスは30分に1本運行されています。
路線バスは、国道42号線を走ります。 途中、佐野の大型ショッピングセンター前を通過します
ので、乗降客が数名います。
16時35分 三輪崎駅前バス停 着
三輪崎駅前バス停に下車します。
宇久井駅前バス停から三輪崎駅前バス停までの運賃は、300円でした。
三輪崎駅前の名称ですが、バス停は国道にありますので、三輪崎駅までは少し歩きます。
途中、海岸線を見える場所を通り、三輪崎駅に到着します。
三輪崎駅は相対式ホームを屋根無し跨線橋で結んだ、コンクリート造りの待合所のみの
無人駅です。 駅の正面は民家が多いのですが、駅裏は国道が通っていて、コンビニ
などの店舗が数軒見受けられます。
約1時間、三輪崎駅で次の列車を待ちます。待合所にはドアなどが無いので、夕方に
なると肌寒くかんじます。
新宮駅行は105系の2両編成ですが、車両は和歌山線塗装のものです。
紀伊田辺駅⇔新宮駅間の、105系のワンマン列車は[前乗り・前下り]で運行しています
ので、乗車整理券は1両目の前側に設置されています。
各駅のワンマン列車乗車位置も[前乗り]の場所に表示されています。
しかし、和歌山線塗装の車両は、和歌山線の[後乗り・前下り]で運行されているので、
乗車整理券は1両目の後側に設置されています。 和歌山線塗装の車両の場合には
駅ホームの乗車位置とは異なることとなりますので、乗車整理券が取れない時があります。
但し、今まで下車した駅には、全て近距離用の自動券売機が設置してありましたので、
乗車整理券を取る必要も無いのでしょうか・・・
新宮駅には17時46分発の、紀勢本線多気駅行のキハ40系2両編成が、停車しています。
多気駅まで向かう最終列車となります。この後は紀伊長島駅・熊野市駅止まりです。
本日のテツ旅は終了し、新宮市内で再び宿泊します。
明日は「南紀パス」の最終日となりますので、初日・本日と同様に、旅テツと
テツ旅を楽しむ予定です。
紀伊勝浦駅の駅前の駅弁販売店で購入しました。
マグロのステーキとなっていますが、マグロをカツのように揚げて、味付け
されています。ごはんは、白米・さんま鮨・めはり寿しと名産品が入ってい
るので、この駅弁1ツで、南紀の味が楽しめます。















