2011年10月12日
新庄駅からは陸羽西線を経由し、羽越本線へと戻る帰路となります。
先月経由した路線となりますので、記憶には新しいです。
新庄駅からはキハ110系の「奥の細道最上川ライン」の2両編成のワンマン車両です。
先月も乗車した路線ですが、相変わらず車内は空いています。
最上川沿いに走り、高台の場所に高屋駅があります。
片面ホームに小さい待合室のみの新しい駅舎となっています。
駅前は広い空地になっています。 駅の右側の別棟にトイレがあります。
高屋駅は秘境駅として143位にランクされています。 駅の周囲には2軒の民家がありますが
乗降客はいません。高台の駅の下には国道が走っていて、最上川の舟下りの乗場もあります。
駅前の広場は、舟下りに乗船のお客さんの駐車場となっていますので、駐車の次いでに駅を
見に来る人や、トイレを利用する人が多いので、秘境駅の感じは薄いです。
すが、アピールが少ないので、浸透されていないと思えます。
「最上川の舟下り」の様子も駅前広場から見えます。 先日の[天竜川の事故]の影響で、
乗船客の全員がライフジャケットを着用しているのもわかります。
12時22分 高屋駅 発 新庄駅行
余目駅方面の列車には時間があるので
一旦戻り、隣の駅に立寄ります。
古口駅は島式ホームを踏切で結んだ、委託駅員の駅となっています。
「最上川ライン下り」の乗船場の最寄駅となっていますが、乗降客は少ないです。
木造駅舎に赤いトタン屋根の駅舎は、「東北の駅百選」に選定されています。
委託駅ですが、改札業務は行わず、出札業務のみのようですが、私が入る間は出札の
窓口はカーテンで閉鎖されていました。(事務所でタクシー運転手と話しているようでした)
13時27分 古口駅 発 余目駅行
余目駅行きに乗車したのは私1人です。
13時54分 余目駅 着
陸羽西線からは跨線橋で隣の羽越本線のホームへ移動します。
余目駅で下車した乗客で、鼠ヶ関駅行の列車に乗車したのは私1人だけでした。
私以外は酒田駅行の列車に乗車しました。 キハ40系の気動車2両編成の乗客は数名、
乗車した後直ぐに車内改札が行われました。
鼠ヶ関駅行は特急列車の通過待ちで、三瀬駅で12分停車します。
停車時間の間下車しました。
島式ホームと片面ホームを跨線橋で結んだ無人駅です。 コンクリート造りの駅舎は
改札窓口がありますので、有人駅の名残があります。
14時58分 三瀬駅 発 鼠ヶ関駅行
特急列車通過後出発します。
鼠ヶ関駅の終点まで乗車したのは、私以外には1人だけでした。
島式ホームと片面ホームを跨線橋で結んだ無人駅です。羽越本線の山形県最後の駅となり
ます。駅舎は白を基調としたヨットをイメージしたようで、駅前には灯台のモニュメントもあります。
鼠ヶ関は山形県と新潟県の県境が、街中にあることで知られています。
今回は訪問出来ませんでしたが、以前訪れた時の写真を掲載します。
15時50分 鼠ヶ関駅 発 新津駅行
酒田駅発の新津駅行もキハ40系です。
車内は空いていますが、今日は晴れて、日本海の風景が楽しめます。
粟島の島姿も見えますし、夕日には少し早いのですが、太陽が沈む姿が美しく海に映ります。
「笹川流れ」の観光拠点の桑川駅には、貨物列車の通過待ちで停車します。
相対式ホームを跨線橋で結んだ無人駅です。
駅舎は道の駅「笹川流れ」の夕日会館内にありますので、お土産品売場や飲食店が
入っています。 駅を出るとすぐに日本海が見えます。
秋の時期「きらきらうえつ」の上り(新潟駅行)は、桑川駅で30分程停車し、夕日を楽しめる
「夕日ダイヤ」で運行される列車もあります。
貨物列車の通過待ちは下り列車かと思っていたのですが、上り貨物列車でした。
羽越本線では、旅客列車より貨物列車の方が優先なのでしょうか?
新津駅行の列車なので、新潟駅に向かうには新発田駅で乗換えが必要です。
ダイヤを見ると途中下車し、次の列車で新潟駅に向かっても良さそうなので、村上駅の
隣の岩船町駅で下車してみます。
島式ホームを跨線橋で駅舎と結んでいる無人駅です。 駅前にはアパートや民家が
ありますが、静かな駅です。 日没が近いので写真撮影を急いで行います。
越後線の内野駅行ですが、新潟駅までは空いています。
列車の時間があるので、ホームで駅そばを食します。
19時56分 新潟駅 発 新井駅行 快速くびき野6号
本日の乗車を開始し、14時間以上経過し、車窓も真っ暗なので、車内ではゆっくりと・・・
21時57分 直江津駅 着
22時22分 直江津駅 発 富山駅行
毎度の富山駅行きの最終列車に乗車。
非常に空いた車内で、ゆっくりと滑川駅をめざします。
「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」の旅は、東北地方の北部を
巡ることができました。
そんな中、岩手・盛岡で宿泊した時に、十和田観光鉄道の廃線が来年3月に
決定したとのニュースを聞きました。 以前より乗客減の影響で廃線の噂が
ありましたが、東北新幹線の開業で、青い森鉄道の特急列車か廃止した
影響で乗客減が止まらなかったようで、バス路線になるようです。
又も鉄道路線が消えるのは寂しいです。
来月には十和田観光鉄道への乗車計画を立てたいと考えています。
新庄駅の新幹線ホーム前で、駅弁の販売を行っていました。
この1年間で3度目訪問で、駅弁販売を初めて見ました。
販売している駅弁は山形駅と同様と駅弁でした。
みちのく弁当の旅は、山形牛や山菜・伊達巻卵を白飯の上に乗っています。
大きな玉こんにゃくも2個入っていますので、山形の食材が楽しめます。