2011年10月11日
昨日に続き、「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」の旅2日目となります。
今日は、ダイヤの関係で7時出発となります。「テツの旅」では遅い時間の出発と
なります。
3連休も終わり、通勤・通学の乗客で満員となっています。
昨日通過した羽越本線を一旦戻ることにします。
秋田駅から3ツ目の駅の桂根駅で下車します。 相対式ホームは殆どが板張りホームで、
待合室やベンチなどが全く無い駅です。 駅の下には国道が通過していますが、住宅地は
少し離れていますので、秘境駅としても98位にランクされています。
秋田駅より10分程の場所にある秘境駅と言われるのは、ダイヤにも関係しています。
上り4本、下り3本の停車のみで、昼間に停車する列車は無い駅です。
私が7時12分に到着した列車は、下り列車との列車交換を行うために2分間停車しますが、
交換列車の下り列車は停車するが、乗降は行わずに出発していきます。
時刻表を見ると、乗降ホームは2番ホームのみで、海側の1番ホームは使用していないようです。
但し、これでも列車本数が増加しているようです
1995年夏号の「旅と鉄道」の記事では、下り7時38分と7時54分が2本、上りは7時17分と
18時25分の2本と、1日に4本の停車で、下り列車は朝のみのダイヤだったことが判ります。
「旅と鉄道」の記事を見ると、元は信号場でJR移管に伴い駅に昇格したとのことです。
写真を見ると、以前は駅舎(待合室)があったようですが、今は無くなっています。
ホームからは、日本海・防風林の風景が見えます。
下車したのは私以外に1人いますが、カメラを持参していましたので、撮りテツの方と思えます。
秋田駅行きの始発列車で、秋田駅に戻ります。 発車時刻に近づくと高校生が、駅ホームに
集まり始めました。 高校生のみ6名程が乗車します。 女性2名が下車していきましたので、
あの程度の利用者がいるのがわかります。
列車ダイヤが増えたのは、周囲に住宅が増え、乗降客の便を図っているのかと思えます。
7時45分 秋田駅 着
7時50分 秋田駅 発 大館駅行
到着ホームの隣ホームより、大館駅行に乗車できます。
またしても、秋田駅より3ツ目の追分駅で下車します。
島式ホームと片面ホームを跨線橋で結んでいる、有人駅です。自動改札機も設置しています。
男鹿線の起点駅となっていますので、「リゾートしらかみ」も停車する駅となっています。
この駅から、男鹿線に乗車することにします。
男鹿線は「男鹿なまはげライン」の愛称で運行しています。
キハ40の4両編成で、セミロングシートやロングシートのみの車両が連結しています。
通勤・通学時間が終わっているためか、車内は非常に空いています。
男鹿線の終着駅男鹿駅に到着。島式ホームを踏切で駅舎と結んでいます。
駅構内には多くの引込線や車庫があり、駅構内からは廃止された線路も延びています。
乗車した4両の車両は2両ずつ分割し、1番ホームに留置します。
駅舎は古い形式の駅舎で、待合室は広くキオスクも営業しています。
又、待合室にはなまはげの人形も設置され、なまはげの云われも記載されてます。
「東北の駅百選」に選定されている駅となっています。
駅前では、火曜朝市として地元の物産品などの販売を行っています。
10数年ぶりの男鹿駅訪問となりましたが、記憶と異なっている点も多く、少し戸惑いました。
ロングシートのみの2両編成の車両です。 なまはげのイラストは生々しいです。
全ての車両が秋田駅行きとなってますが、乗換え列車のダイヤの関係で、追分駅で下車します。
再び「リゾートしらかみ」が入線してきます。
お昼となるので、秋田駅で購入しておいて駅弁をロングシートで食します。
大館駅は、「最長片道きっぷ」の旅から3度目の訪問となります。
今年は忠犬ハチ公の生誕88年とのことです。
待合室には以前には無かった大鍋が・・・
大館駅からは、花輪線へ乗換えることにします。「最長片道きっぷ」では
乗車できなかった路線で、花輪線も10数年ぶりの乗車となります。
詳しくは後編で・・・
秋田駅の改札内の駅弁販売所で購入しました。
2段重ねで、おかずとご飯が分かれていて、お品書きも入っています。
じゅんさい、きりたんぽ、比内地鶏、いぶり漬などの秋田名物が入っています。
ロングシートの車内で食したので、2段別れのお弁当には気をつかいました。