THE HUMAN FLY



70年代に話題となったスタントマンがヒューマンフライ(Rick Rojatt)です。私が小学生の時、何かのテレビ番組で紹介されましたが、日本での情報はほぼ皆無でした。その番組もクラスでは誰も見ておらず、話題どころか会話にすらならなかったのは、切ない思い出ですw


スタントマンのRick Rojattは、ノースカロライナ州で彼が運転する自動車事故で妻と子供を失くし、彼自身も4年間の入院と40回近くにもおよぶ手術により身体の60%の骨を鋼に替えることとなりました。


復帰後、赤いコスチュームを纏い「ヒューマンフライ」を名乗り、ダグラスDC-8旅客機の上で時速250マイルのウィングウォーキングスタントなどをおこない、アメリカやカナダで話題となりました。


かなり危険なスタントで、時には雨が振りつけあまりの痛みに気絶し、2週間ほど入院したこともあるそうです。


彼にインスパイアされ、マーベルコミックからもデビューしています。


彼の無謀なスタントの数々は金を得る為でしたが、障害を持った子供達へ寄付をしていたそうですが、バイクのスタントで、記録は塗り替えながらも足首を骨折するなどして、人前からは消えてしまったそうです。

目