ヤンゴン ・セドナホテル
ブラッスリー



ヤンゴン・インヤー湖近くのセドナホテル内にある多国籍料理レストランです。


朝食はこちらでビュッフェ形式ですが、多国籍料理が基本コンセプトなので、アジア各国の料理が揃えられています。


ランチやディナーのブッフェでは、マレー風サラダのロージャー(ごちゃ混ぜサラダ)やホッケンミー(焼きそば)、台湾の魯肉飯などアジア各国のおススメ料理を案内はするプレートが飾られています。


それに比べて朝食はシンプルで普遍的なメニューが中心ですが、和洋中と揃っており、和食のコーナーには寿司や茶碗蒸しまでありました。そして、カレー料理のコーナーもあり、その場で焼いてもらえるパラタなど、インド料理メニューもしっかりとあります。



初日は、野菜と豆のカレーです。(時計の12時の位置に)SNAKE GOURD(カラスウリ)のカレー、(時計まわりに)レンズ豆のカレー、野菜のカレーと3種類のカレーが用意されていました。そして、パラタ、中央のライスはナシレマッと呼ばれ、これは米にココナッツミルク、塩を加え、タコノキ属の葉などで風味を付けて炊く、マレーシアでポピュラーな調理法です。インドとマレーシア の混合プレートです。

SNAKE GOURD(カラスウリ)の由来は、蛇に見えるからですが、日本語では何故かカラスです。


2日目は、(時計の針3時の位置から時計まわりに)ゴーヤのカレー、インゲン豆のカレー、じゃが芋のカレーの3種類です。ご飯は普通の白米でした。


初めて食べたゴーヤのカレーは、苦くて辛い、癖になりそうな味です。意外にも美味しいのでした。


3日目は、ひよこ豆のカレー、マッシュルームのカレー、じゃが芋のカレー、野菜のジャルフレージーの4種です。ジャルフレージーとは、肉や魚、野菜をスパイスとともに油で炒めて作る南アジアのカレー料理です。そして、ナシレマッです。


ミャンマーの代表的な国民食もしっかりとありました。屋台などで食べられているモヒンガーです。ナマズなどの出汁のスープにライスヌードルを加えた料理で、スパイシーなピリ辛の味です。


連日、豆と野菜のカレーばかりで不思議に思っていると、料理のプレートの下部にVEから始まる文字がありました。プレートをずらしてみると、ベジタリアンと書いてあります。どうやらインド料理はベジタリアン向けのメニューのようです。肉食主義の私は、朝から肉肉しいカレーが食べたい、と思う毎日なのでした。