SONY ICF-801(前期)

 

 

●発売期間:2009年~2017年

●SONYの国内製造、最後のラジオ

●定価7,000円前後
●小売価格3,500~5,000円前後
●中古価格500~17,000円前後(平均4,000円前後)

 

 

昔ながらのアナログチューナーラジオ。取扱説明書を読まなくても誰でも使える操作性・シンプルなデザイン。スピーカーは1つのモノラル音声。音質はレンジが広く(高音~低音まで出せる音の幅が広い)、音に深み(奥行)があり、人の話し声が聞き取りやすい。

 

受信感度の高さからノイズと混信に弱い面もあるが、置き場所を考慮すればAMとは思えないほどの音質の良さも併せ持つ、名機と呼ばれるラジオ。生産終了した今でも中古品が高値(完動品,美品の場合)取引されている。

 

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●気になる点●

・ 音楽を聴くと高音が鼻につくときがある

・ ノイズや混信に弱く、他の機器の影響を受ける

・ ノイズや混信の対策として置き場所を選ぶ

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ラジオドラマが好きなんですよ。この前に手に入れたラジオ(ICF-506)でラジオドラマを聴くといまち臨場感がなく、声も聞き取りづらい。トークがメインのラジオ番組のときもボリュームを上げても人の話声が聞こえづらかったのもあって、買い替えです。訳アリ品を安く買いました。(← 自分で補修済み、下記に記載あり)

 

日中は聞こえないのに夜間だけ聞こえる遠方のラジオ局に合わせづらい、辛うじて合わせてもノイズが多く聞こえづらい。

 

 

 

 

【満足度】  ★★★★★ 5

【デザイン】 ★★★★★ 5

【操作性】  ★★★★★ 5

【音質】   ★★★★★ 5

【受信感度】 ★★★☆☆ 3

【電池 持続時間】    ★×5

 アルカリ電池170~180時間(単2形×3本)

 

 

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●デザイン

・ 飽きの来ないデザイン

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●操作性

・シンプルでわかりやすい

・電源ボタンが片手で操作可能:いいね♪

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●音質

・FMもAMも良い、音楽も良い

・声が聞きとりやすい:最高♪

・高音~低音までよく出る音質

・音に深み(奥行)あり

・音楽によっては高音が鼻につくときあり

・AM特有のボワーンとこもる感じ無

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●受信感度

・感度良好

・感度良好すぎるためのノイズと混信あり(置き場所を選ぶ)

・昔ながらのラジオ、自分で細かく調整

・選局中はザーッというノイズあり

・夜間のみ聞こえる遠方のラジオ局に辛うじて同調できるがノイズが多い

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※前期と後期の違い :内部にあるICの数の違い、前期は[SONY CXA1019S + STM TDA2822]の2つ、後期は[SONY CXA1019S]の1つ。音の違いもあるとか・・・。

 

 

 

 

※補修 :ラジオを手に持つと中からカラカラと何か音がする、「スピーカーの抑え棒」が外れていた。破損している部分(赤丸)の近くに棒を引っかけ補修、これでよし。ついでに外せるものは洗浄、内部の埃など除去。