そういえば…2年前(2017年)の年末に中古のスピーカーを買う。
その前に購入したスピーカー B&W 685 S2 が好みの音じゃなかったのです。とてもとても不満で違うスピーカーがどうしても欲しくなり、ネットにて中古販売店を網羅&某サイトの過去ログで当時の評価を調べ、JMlab Electra 905 を買いました。
●JMlab Electra 905(JMラボ エレクトラ 905)
・ 製造 :1999年~2002年(?)製
・ 形式 :2ウェイ3スピーカー バスレフ型(仮想同軸)
・ 使用ユニット:ウーファー13㎝コーン型×2,トゥイーター2.5㎝逆ドーム型
・ 振動板寸法 :120mm×2.25mm
・ 再生周波数帯域 :57Hz-23kHz
・ クロスオーバー周波数 :2.8kHz
・ 音圧レベル: 91.5dB/2.8V/m
・ インビ―ダンス: 8Ω
・ 防磁 : なし
・ 寸法:W235×H470×D280㎜
・ 重量14kg(1本)
・ 当時の販売価格 27万円(ペア)
フランスを代表するオーディオメーカーFocal(フォーカル)社のJMlab時代のブックシェルスピーカー。「明るめの高域表現が引き立てる仮想同軸による音の定位とまとまりの良さ、独特の形状の背面バスレスによる低域の量感。心地の良い音質で明瞭ながらも柔らかく広がりものある響きを聞かせてくれます」とか。(※画像はネットから拝借)
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●音質
[良い点] 音質は解像度が高く、音の分離・音の広がりはとても良く、音がフワ―ッと広がる躍動感がクリアに聞こえます。各楽器の位置が明確にわかり「スピーカーが消える」と言われるアレです。低域はそっと寄り添う感じのやや控え気味で、中高域により照準を合わせたような音場型で、歌ものや弦楽器を綺麗に聴かせてくれます。 音源がハマれば良い音を奏でてくれます。
[悪い点] あまりの良さゆえに音源を選びます。良質なものはそのままに、そこそこなものは粗が目立ち、ごまかしが利かない忠実っぷりが鼻につくことも。素晴らしいくらいの音場型なこともあり、ボリュームを上げてもそこそこしか低音は出ない。そこも良いとこなんだけど・・・欲しいな~と思う時もあって。僕の持つアンプの非力さもあるんだろうけど、交響曲などはそのせいで未だ良い感じには鳴らせてはいない。
軽く鳴らしただけで呆気なく「これ最高!」、今までのと全然違う!何これ!と酷く感動したのです。自分の好みに合った、ということです。
購入から2年使っているが不満は全くない。低音が少ないとか海外のユーザーがよく言っているが確かにそうですね。その欠点を多めに見れるほどの中高域のあの良さは素晴らしい。
きっとね、もっと良いスピーカーは山のようにあるんだと思う。けど僕はコイツをすごくすごく気に入っている。コイツを上手く鳴らせるようになることが今の目標です。
※
2017年購入(中古,店側で動作チェック済み)10万円以下
2020年:使用中(手放す気がまったくない)
2021年:真下の部屋にエアコンが付きキーンと反応するようになり、夏の間だけ「AUDIO SPACE LS3/5A」と入れ替え・・・
2022年:そのまま保管へ
2024年:使わないままあるのもな・・・と売却