ちっちゃいお手ても成長してます！《開催報告書》

こんにちは

日本ベビーサイン協会　認定講師　　　　　　　　　　　　
東京都府中市 ベビーサイン教室 「てってーじ」 の
なかじま あけみです

基礎コース最終回から約1ヶ月。

月に1回の継続コースが始まりました

「鍵かけとくね」
上手にカチャンと鍵をかけてくれたのはクラス最年長のYちゃん

大人ならなんてことない動作ですが、

つまんで　→　力を加えて　→　ひねる

月齢を重ねながら1つ1つ覚えた指先の動き。
3つの動作がようやくそろって鍵をかけたYちゃんの成長...
それはそれは感動です

さあ～次はだれが “カチャン” するようになるのかな
楽しみです

これは『トリ』さん

上手にサインをみせてくれたのはMちゃん。

1期生只今「トリ」さんブームらしく、

お空・地面・テレビ・鳴き声 等々トリさんをキャッチするアンテナがスゴイというお話で盛り上がりました

お手てを使って大好きなママとお話ができると気付いた赤ちゃんは、五感をフルに使って今自分が知っていることに出会うとすかさず教えてくれます！

これはもう「すごいね！」・「上手だね！」といった

一瞬の感情ではなく、

同じ世界を共有できる日々の幸せだなぁ～とベビーサイン育児を実際に経験した者として感じます

***

「絵本よむよ～」

この声かけに、いつも最高の笑顔を見せてくれるのは、
絵本大好きRくん。

いつもはママの隣でニッコニコの笑顔を見せてくれるのですが、
この日の反応は...
なんとお・ね・だ・り

「ちょうだい」（写真）と
やってくる姿にこちらはもーメロメロ

　Rくん「ちょうだい」

　わたし「どうぞ」

何度かそのやり取りを楽しんだ後は、
「先生、読んでいいよ」と言わんばかりに絵本を渡してくれたのでした

絵本を読み終え、
Rくんに「読ませてくれてありがとね、どうぞ」と絵本を差し出すと（写真）
またも最高の笑顔で絵本を取りにきて、ママの元へ

ママ絵本を見せながら『ネズミ』のサインを見せています。
耳で聞いて、目で楽しんで、さらにそこにお手ての動きが加わると、絵本の世界をより深く楽しんだり、赤ちゃんの興味の深さをベビーサインを通して知ることができるようになります。

ベビーサインを使う赤ちゃんたちは、
こんな体験を日々くり返していきます。
その結果は...
もちろん絵本大好きになるわけです

親子で絵本を楽しむ時間は、長い子育ての中できっとほんの一瞬です。この時間を赤ちゃんの頃から楽しめた経験はママにとっても宝物になる事間違いなしです


***


レッスンを終え、
ママたちのちょっとした息抜きにと今回用意したのは、
赤ちゃんからママへの贈り物

女の子のママには手形でカーネーションを。
男の子のママには間もなくやって来る端午の節句のお祝いに
足形でこいのぼりを作ってもらいました。

月齢が低い頃には難しかった手形。
もうしっかり「パー」と開いてペッタンできるようになりました

こんな貴重な成長を見守らせてもらえること、
本当に幸せに思います

ママたちに工作を楽しんでもらっている間、
私はというと...
赤ちゃんたちとシャボン玉で大はしゃぎ

シャボン玉さん初めまして～の子が多かったのですが、
みんな積極的

触れそうで触れない
お手てを伸ばすと消えちゃう

不思議そうな顔をしながらも楽しんでる様子の赤ちゃんたちに

「なくなっちゃったねー」と『なくなったー』のサイン

「もっとする？」と『もっと』のサインを見せながら

シャボン玉遊びを楽しみました
 

先月卒業だったRちゃん。
ママのお仕事復帰直前という絶妙なタイミングで、継続レッスンに参加くださいました

保育園が始まって半月。
順調に保育園の生活に慣れてきているそう。

でもある日
お手てを “ニギニギ”して涙を流すことがあって、
保育園の先生から
「お手てをニギニギするのは『おっぱい』の意味ですか？」
と聞かれて、「胸が痛くなってしまった...」とママがお話してくれました。
※お手てグーパーでニギニギ＝『おっぱい』のサイン

確かにママを想って泣いている姿は辛いものがあります。
しかし、なぜ泣いているのか、
その時の気持ちを小さなお手ての動き一つで知ることができれば、その後しっかりその気持ちを受け止めてあげることができます！！

「ママのおっぱい飲みたいって思ってくれてありがとう」

そんな気持ちで授乳出来たら...
きっと離れている時間を埋めてくれると思います！

Rちゃんママなら大丈夫
お時間が出来たらまたいつでも遊びに来てくださいね

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次回レッスンはまた1ヶ月後。
この1ヶ月でどんな成長を見せてくれるのか...
今から楽しみです

次回も元気にお会いしましょうね