受診当日、午後から病院に行く。


主治医が手術中だとの事で、変わりのドクターが診察をしてくれら手筈のようだ。


あまりにも治りが遅い事、

その事から痔疾患以外の他の疾患でないか不安に思っている事、

根治手術は可能なのか、肛門狭窄気味で治りが遅い事を懸念しているがLSISは可能なのか。

またこの件に関して主治医と話がしたい事。

自宅での療養が再度キツくなってきた事から入院療養させて欲しい事を伝える。


主治医は現在術中との事で、診察をする事は難しいが、入院はした方が良いとの事で再入院は決定した。


心のどこかで少し安堵する気持ちもあった。


再入院翌日の朝、主治医の回診でその旨を伝える。


やはり現状は根治手術は適応外との事であった。


その日の夕方、ベッドで横になっていたら、看護師に呼ばれる。


看護師:「◯◯さん、先生の診察との事ですので、3階診察室に行ってもらえますか?」


3階に向かい、診察室前に行くと、主治医と看護師が待っていた。


主治医:「◯◯さん、痛みが強いと思うから、仙骨硬膜外麻酔で中をもう一度見せてもらおうと思っています。裂肛以外に症状があるか確認しますね。」


突然の事に驚きながらも、感謝を伝えて、手術着でうつ伏せになる。


点滴、バイタルを取ってから、硬膜外麻酔が打たれるが、前回より少し痛みを感じた。


15分後、肛門鏡が入った。


前回より痛みがあり、「痛いです。」というも少し我慢してとの事。


恐らく、診察だけの為か麻酔量と待機時間が短かったのかも。


診察が終わり、状況説明。


主治医:「やはり裂肛以外に悪いところはないが、あまりにも治りが遅いので大腸に疾患があるのかもしれない。入院中に内科の先生と相談します。」


との事であった。


余計不安が募る思い出病室に戻った。


スマホで「大腸 痔 疾患」など調べ、クローン病などの疾患名が出てきて余計不安になった。


その日は強い不安を抱えたまま眠りについた。


朝になると少しスッキリしていた。

睡眠の力はすごい。


回診の時に主治医に昨日の診断結果を再度問い合わせた。


私:「昨日は気が動転していて診断結果を再度聞かせていただけますか?」


主治医:「裂肛以外に疾患は見られなかったよ。◯◯さんが心配しているような事はなかったから、良い便を出して治すしかないよ。」


大腸の事はその時何も言わなかった。

内科の先生と相談した結果なのか?


少しモヤモヤするが、私は主治医を信用するしかないのだ。


私:「わかりました。ありがとうございます。」


毎日排便はあるのだが、少し排便量が減ってきていると感じていた。


この日もあまりベッドから動く事ができずに1日が終わった。