看護師さんに車椅子を押してもらい、待合室へ。

麻酔がしっかり効いている状態なので、椅子に普通に座れている

なんだか久しぶりの感覚で嬉しく思う反面、今ケツに負荷をかけてわからないだけでめっちゃ鬱血してしまったら良くないかも。なんて事も思っていました。


母親が大丈夫やった?と声をかけてくれ、それに応える。


看護師:「また診察室にお呼びしますので少しお待ちください。」


手術が無事終わった安堵感と麻酔の効果で痛みから久しぶりに解放された喜び、回復する期待が一気に込み上げ少しだけうるうるしている。


主治医:「◯◯さーんお入りください。」


母に車椅子を押してもらい診察室へ。


主治医:「痛みの原因の一つであろう痔核とスキンタグを切除しました。痔核、スキンタグの内側に裂肛が認められ、その他にも小さな裂肛がたくさんある状態でした。痔核とスキンタグを切除したことにより裂肛の治癒も比較的スムーズになります。

スキンタグに関しては結構大きかったので治癒するまで痛みはあるかもしれませんので痛み止め、注入軟膏等処方しておきますね。本日から風呂も入れますが、今日はシャワーくらいにしておいてくださいね。1週間後に予約を取らせてもらいますが、それまでに激痛等あればまず電話で連絡してください。」


一歩前進した事が本当に嬉しく、またもや号泣

こんなに泣く人間ではないと思っていたのだが、メンタルがかなり追い込まれていたのだと思う。


主治医:「麻酔自体はまだ効いていると思いますのでしっかり立位が取れるようになってから歩いてくださいね。何か聞いておきたい事はありますか?」


私:「自宅での食事はどんな物を食べると回復が早くなりますか?水分は飲んではいけない物、また1日どれくらい取るのが最善でしょうか」


主治医:「今は刺激物、唐辛子などは控えた方が良いと思いますが、食べたい物を食べてもらって構いません。食事に関しての制限はありません。水分はカフェインの取りすぎは良くありませんが好きな物を飲んでください。水分量に関しては喉が渇いたらのんでください。体が水分を欲する時は喉が乾きます、栄養が欲しいときはお腹が空きます。普段の生活通りで大丈夫ですよ。お大事になさってくださいね。」


そうなんだ。確かにその通り。理に適っている回答である。と納得して診察室を後にする。



1時間ほど休んだのち普通に歩けるようになった。

パートナーが車で迎えに来てくれていた。


痛みなく地面を歩くのは2週間ぶり、止まる事もしゃがむ事もなく普通に歩ける。

これだけで生きていて良かった!と心から思えた。


車内では痛みはないもののなんだか怖かったので座席をフラットにして側臥位にならせてもらった。


まだ痛みは一切ない。

手術の事、先生の事、今の無痛の喜び、そしてパートナーと母に感謝の気持ちをイキイキと伝える事ができた。


家に着き、パートナーは残りの仕事を終わらせるため職場へ。

自分と母は自宅へ。


ニャンコ3頭がお出迎えしてくれて、久しぶりにたくさん遊んであげる事が出来た。


みんなあんまり遊んであげられなくてごめんね。今日はいっぱい遊んだるからね!!


私がニャンコと遊んでいる間、母は掃除機をしてくれたり家事をこなしてくれていた。

本当に感謝しかない。


母親がそろそろ帰る夕方時、ニャンコも遅めの昼寝。


玄関まで母を送りドアを閉め後、ピリッと痛みを感じた。