1時間眠れたようで、時刻は7:00。
先日の救急搬送もあり、食事、睡眠がほとんど摂れていない状況ながら水は2リットルくらい飲んで過ごしていた。
今日はセカンドオピニオンならぬフォースオピニオン。
大阪中央病院への受診を決めていた。
8:00になり病院へ電話する。
初診外来で肛門科を受診したい件、昨日肛門痛で救急搬送された件を伝えた。
電話での当日予約は出来ないので初診外来できてくださいとの事。
パートナーに違う病院に行く事を伝え、タクシーを手配しようと思っていたら、会社にその旨を伝え病院に連れて行ってくれる事に。
本当に感謝しかない。
車の座席をフラットにして支えられながら乗車。
病院に到着後、受付を済ませた後事務員の方から初診は1時間くらい待つかもしれない件を伝えられた。
もうこの病院に全てを懸けているくらいの心構えで来たので全然気にならなかった。
それに自宅で痛みに耐える1時間より希望を持った1時間など苦ではない。
肛門外科は3階で、パートナーと一緒に受付の椅子まで行った。
「ほな仕事行くね。なんかあったらいつでもLINEしてな。」
と仕事に向かったパートナーはほんと太陽のような存在だなーと思う。
肛門外科の近辺の椅子はクッションがしっかりしていて、負担が少なかったが5分程座っていたら痛みが増して来たので、ロキソニンを服用し2座席使わせてもらいます横になった。
15分程で名前が呼ばれ診察室へ。
初診時の問診票に詳細を記入していたからから、「一度見せてください。」とすぐに視診に。
先生に「本当に痛いので本当にお願いします。」と訳のわからない事を言っていた。
「少し触りますね」ケツタブを軽く持ち上げられたがまだ痛みに変わりわない。
「あー外痔核、見張りイボ、スキンタグありますね。あと裂肛も数箇所大きめのがあると思います。」
肛門鏡を入れられる事を想定していたのだが以上で視診は終了。
医師「○○さん。本日は時間大丈夫ですか?」
私「大丈夫です。」
医師「現状の診察で、おそらく肛門外に出ている、外痔核、見張りイボ、スキンタグのが痛みの大きな原因だと思われます。そしてそのイボなどの後ろに裂肛があり、治りを悪くしている可能性が非常に高いです。今日13:10から仙骨硬膜外麻酔という術中無痛の方法で肛門外に出ているそれを切除しませんか。」
今まで肛門鏡が入らないと手術できない、現状は薬しか処方できないと言われ続けて毎日24時間続く激痛に耐えて来た事もあり。
解決方法を、提案してくれた医師に感動、一歩前に進んだ安堵で「よろしくお願いします。ありがとうございます。」と言いながら号泣してしまった。
他人の前で泣く事など本当にないのだが、本当に本当に安堵した。
看護師がティッシュを持って来てくれて、診察室から受付まで付き添ってくれた。
「ここで時間まで寝ててもらってもいいので待ち時間が少し長いですがお待ちくださいね」
ひとしきり泣いて落ち着いてからパートナーと母親に連絡。
「13:10から手術してくれます。」
パートナーから16:00頃やったら迎えに行けるからまた連絡してとの事。
母親は休みだから、とりあえず病院に今からきてくれるとの事。
2人に感謝を伝え、少し目を閉じた。
時刻は10:00頃だった。