現在身長175cm体重98kgの私は週2〜3回ジムでトレーニングをしていた。
20代の頃はプロレスラーみたいな身体になりたくて、週5〜6でジムに通い、朝昼晩に食事とは別にプロテインを飲む。水分量も成人男性の2倍以上を心がけ、アナボリックステロイドやたくさんのサプリメント、ケア剤を使用したりと筋肉オタクであった。
歳を重ねるにつれ、トレーニングから仕事に生活の基盤が変わり、仕事に支障をきたすくらいならジムには行かないという思考に変わり、休日の元気な時、少し仕事が早く終わった時に行く程度になっていた。
プロテインもコンビニで買うザバスのミルクプロテインを朝食がわりに飲む程度。
昼食、夕食は好きなものを好きなだけ食べる。
アルコールを一切飲まない私は、晩酌に甘い炭酸飲料を風呂上がりに飲むのがルーティンであった。
今だからこそわかる。
食生活に関しては凄まじく不規則で健康に害があるとしか思えない食事であった。
「ソウルフードはマクドナルド」と胸を張ってそう言っていた。
そんな食生活だから、便に関しては硬い時もあれば下痢の時もある。
むしろ普通便の方が少なかったかもしれない。
痔の症状が強くでだした頃から
食事=便通
↓
食べたら出る。
↓
排便=激痛
この考えから行くと食べないに至るわけだが、栄養を取らないと治らないのもわかる。
とりあえず、消化に良いものと栄養価が高いもの。その事から考えた食事は下記である。
朝食:バナナ1本、コッペパン1個、メイバランス1本
昼食:バナナ1本、ウィダーインゼリー1個、メイバランス
夕食:野菜惣菜1つ、豚汁、メイバランス
水分は1日2000mlを目標にミネラルウォーターのみ
この食事を始めて、一回目の排便はめちゃくちゃ普通便!排便する速度も遅からず早からず、肛門に負担なく排便でき一安心。
「よしこれを継続だ」そう思っていたのだが、その日の夜、便意がありトイレに行くとまさかの下痢、、、
そううまくは行かないものだがこれも訓練なのかなと。
痔について調べる中で最も大切な事。
それは「排便コントロール」ではないかという結論に至った。
そもそも、自分が一日何回排便するか、便意ってどんなものなのか、腹圧をかけてずに気張らずに排便するってどうするのか。
自分の体の事なのに日常であるからこそ意識した事もなかった。
食事管理2日目。
昨晩も痛みで深く眠れなかったが朝7:00に起床。
とりあえず水を150ccほど飲んで、コッペパンを食べる。
痔になる前だと20センチくらいのコッペパンは2〜3分ほどで食べていたが今は15回くらいは咀嚼して食べている。
3口目くらい食べたあたりで便意?が来た。
昨日見た記事で、胃に食物、水分が入ると腸の蠕動運動が活発になり便意が来るとの事。
これだ!
しかし待て、まだもう少し我慢。
このパンを食べてから、食べてから、食べ、、無理!
トイレに急ぎ、ゆっくり深呼吸。
肛門が開く事を、意識すると何故か目を見開く事でそうできた。
腹圧をかけずにー自然にー勝手にー
若干の肛門痛はあるも耐えられる。
この朝は最後まで腹圧をかけずバナナ状の便を出す事に成功!
残便感もなく一安心。
しかし10分後くらいから強めの肛門痛が来た。
いそいそと朝食を済ませ、痛み止めを服用しベッドに横になった。
さらに15分後、肛門が、もぞもぞする。
これは便意かもしれない。
とりあえずトイレに行くと、少量の下痢便が出た。
今となってわかった自分の体の事だが、私は1日最低2回排便がある。
さらに普通便が出た数分後少量の下痢便も出るという事がわかった。
排便後は風呂場へ行きシャワーで優しく肛門を流し、臀部を温めるを徹底した。
昨日より確実に排便コントロールが出来ている。
そして昨日より若干24時間続く痛みが薄らいでいる気がする。
少し希望が見えた日であった。