黄金ロード室蘭本線 | 吉田の写真日記_鉄道旅行/小世界放浪

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  熱を入れて通い詰めた撮影地の一つに室蘭本線があります。
と言っても、SL時代には間に合いませんでした。
 青函トンネルが開通し、室蘭本線が高速規格(時速130k対応)
となった後の話ではありますが、全国からブルートレインが
消えていく中で、ここでは未だ未だ活況を呈していた頃です。
室蘭本線のブルトレ時代とでも言いましょうか、カシオペア、
トワイライトを含め、寝台特急列車群全盛の余韻が、全国の中で

唯一この場所に残っていた頃です。



  午後の明るい時間、一路大阪に向けひた走るトワイライトエクスプレス

      ’11/09/01 黄金-稀府



 黄金駅近くのこの撮影地に初めて訪れたのは2001年冬でしたが、
駅前の防波堤に波が氷結となっているのに吃驚し、駅近くで
少し撮っただけで早々に退散、登別の温泉に向かったのを覚えています。
後で写真を見て、直線カーブの終わり、微妙にカントを描いて
進むこの辺り、何か絵になりそうに思い、その後何度となく通い、
漸く形になったのが2008年のあたりです。




    ディーゼル煙吹き上げ、加速しながら黄金を通過。DF200 RED BEAR

          ’11/09/01 黄金-稀府


  当時はここに来て撮っている仲間を見たことはありませんでしたが、
北斗星、カシオペアの引退で、この場所もポピュラーな撮影地に
なったようです。


   最優先でダイヤの筋を引かれる「スーパー北斗」、 今なおクイーンの貫録。 

        ’11/09/01 黄金-稀府



 私の場合、なかなか初めての訪問で絵になる写真を撮れることは

少なく、何回も訪問して漸く・・ということが結構多いです。
 従って、写真だけでなくその土地の美味しいものや(近くには
室蘭やきとりあり)お酒、温泉(何と言っても登別)と、巡ることが多く、
どっちが本当の目的か、分からなくなってしまうことがあります。





 駅から直接海岸沿いの小道には出れないので、一旦駅前の道を右に曲がり崎守方向へ。
踏切を渡ったところで直ぐに右に曲がり、点在する家や小屋を横目に海岸沿いの小道を

進む。小道が尽きるところまで行く。そこからは線路際を(砂浜際のコンクリート)の上を

歩いて稀府方面へ。※  家が点在し、向こう(稀府)側からの堤防小道終端辺りが撮影地。
  ※上り列車が高速で通過するので十分に注意すること。

補足:駅から歩き、踏切りを左に曲がり、突き当たりの道路が室蘭本線を

    オーバークロスする辺りは有名撮影地。

写真(3枚共通):フィルム一眼カメラ、レンズ400mm、 撮影地まで黄金駅から徒歩15分ほど  


続く



撮影日 2011.09.01