今回取り上げるのはプロ大家さんとして有名な赤井誠さんの『めざせ!満室経営 本気ではじめる不動産投資』です。

 

最初に核心的なことを言っておくと、サラリーマンを続けながら自動運転的に不動産投資をやっていこうと考えている方には、あまり向いていない書籍かなあという感想を持ちました。

 

第1章の「銀行と上手につきあうために」には、自分で融資を引いたり金利交渉をしたりする話が書かれていますが、多くのサラリーマン大家は不動産会社の提携ローンを使っていると思うので、金利交渉をすることはありません。

 

第2章の「儲けるために何をすればいいか」もやはり、凄腕プロ大家のノウハウが公開されていて読み物としては面白いのですが、「いやあ、こういうことをするのはちょっと無理だよなあ」と思ってしまいます。

 

第3章の「反面教師! 不動産で儲からない人から学ぶ」に至っては、自動運転大家のくせに脱サラを考えているような人間を厳しく批判しています。

読者としては正直、「あれ? どうしたんかな? 何か怒りのスイッチ入りました?」という感じにも見える第3章でした。

この書籍の出版事情はよくわかりませんが、ブロガーだということなので、虫の居所の悪い時のブログ記事だったのかもしれません。

少し引用すると、次のような感じです。

 

「『〇〇さんのようになりたい』と、具体的に不動産で成功している方の名前を挙げてくる人がかなりいます。(中略)その中には『赤井さんのように』と言ってくださる方もおり、そのことはとても光栄です。しかし、いろいろ話を聞いていると、その人たちが私のことも〇〇さんのことをも理解していないことが多いのには驚きます。もちろん、他人のことですし、私も自分自身のすべてをブログなどで公開しているわけではないので、他人にはわからないことも多いでしょう。しかし、肝心な目標とする人の収益構造を理解していないことが多いのには、どうしても違和感を感じざるを得ません」(71~72ページ)

 

「本当に理想とする人であれば、その人のブログなどをよく読んでみれば、こんなことはすぐにわかりそうなものですが、要するにそれすらよく見ていないのです。自分に都合のいいところだけを見て、あとは本当に気がつかないのか、気がつかないふりをしているか、どちらかなのでしょう。(中略)自分が理想としている人のことですらよく理解していないのですから、そのような理解力や不勉強な状態で物件を買うということがどういう結末を迎えるかは、容易に想像がつきます」(74ページ)

 

まあ、言っていることに少しも間違っているところはないし、私自身も脱サラは今のところ考えていないのですが、これ読んだらちょっとテンション下がっちゃう人もいるかもしれませんね。

 

DIY等が大好きで、超格安物件を生まれ変わらせて儲けを出すという考えがある人には大変おススメの1冊です。

私にとっては、読み物としてはおもしろかったものの、自分のスタイルとはそれほどマッチする書籍ではありませんでした。

2月末に売買契約、3月末の決算を前にローン審査が終わった物件の引き渡しを直前に控え、何と入居者が退居するとの報せを受けました。

退居は今から1カ月後ではあるのですが、ショックです。

 

入居者が10年20年と住み続けるわけではないことはわかっていましたが、引き渡しさえ済んでいない物件で、すでに最初の退居がやってこようとは…。

何でもご結婚だとかで、まあ、20代の女性が入居者だと聞いた時からこういうこともあるかなあと思っていましたが。

 

それにしても、私が受け取る予定だった家賃は一体どうなってしまうのか? 

 

目の前が真っ暗になったその時、電話をかけてきた担当者は目の前がお花畑に変わる言葉を発しました。

 

「弊社の規則で、お引き渡しから1カ月以内での退去の場合、次の入居者が決まるまでの家賃は弊社が負担することになっております」

 

あ~、よかった。

とりあえず、いきなり大赤字という展開は避けることができました。

むしろ今回のケースはラッキーだったのかもしれません。これが半年後とかなら、家賃は入ってこないということで相当厳しい展開になっていたでしょう。

 

まあ、今回の場合は業者さんがしっかりしているところだったので助かりました。広告費も出す必要ないようです。

楽待で見つけた仲介物件とかなら、いきなりの大赤字になるところでした。

 

ちなみに、この会社はPIMさんです。

PIMさんは物件価格が割高という評判もあるようですが、ヴォーガコルテというPIMさんの自社ブランドマンションは私が見た限りではどれも素晴らしいと思えるものでした。

私が今回契約した物件も、見るだけ見て保留、もしくは値引交渉と考えていましたが、一発で気に入って契約したものです。

 

 

ところで、もう1件の物件の入居者さんも20代の女性なんですよね。

しかも、多分もう1件の物件を契約した会社は、次決まるまで家賃を持ってくれるようなことは考えられない感じの業者さんなんで、急に心配になってきました。

 

今月200万円の繰上返済をやったばかりで、また今週国内にある資金をかなり株式に回してしまったので、それもちょっとマズかったかなあと思っているところです。

ちょっと洒落にならんネタですが、小耳に挟んだので放り込んでおきます。

 

社名は伏せておきますが、中古物件を扱っており、賃貸管理手数料がずば抜けて安い業者さんです。

これだけでも分かる人にはわかるでしょう。

もう一つこの業者さんの特徴があるんですが、それを言うと、ほぼ特定したも同様なのでやめておきます。

 

なぜこの業者さんが経営破綻すると言われているかというと、その安い賃貸管理手数料が問題なのです。

そこでしっかり利益が取れていないので、そこの赤字を物件の販売利益で補填することになります。

販売業績が好調なときはそれでいいでしょう。

しかし、一旦販売が鈍ってしまうと、会社はすぐに赤字に転落してしまいます。

この業者さんは、買い手がついた物件を最大限安く仕入れて、売主と称して数百万円の利益を乗せるというビジネスモデルを実践しているのです。

これは販売がうまく回っているときは物凄く利益が上がりますが、今後この調子でやっていけるとは思えません。

 

とはいえ、投資家の皆様はごの業者さんの経営破綻を必要以上に恐れる必要はありません。

賃貸管理手数料こそ上がりはするものの、賃貸管理を他の会社にお願いすればいいだけの話です。
賃貸管理手数料が安いことがこの業者さんの一つの大きな売りなのだから、それでは予定よりも損をすることになってしまいますが、まあ、その程度は許容範囲と割り切るしかありません。

私も親戚がやっている金融会社に出資して、1500万円溶かしたことがあります。
単に事業の失敗ならまだわかるのですが、
この男は偽の投資家のホームページを作って、
この人に融資すると言っては会社の金を持ち出し、
自分が株式を購入していたのです。
そしてリーマンショックで一巻の終わり。

このお金はまだ300万円ほどしか返ってきていません。
この金額は私の出資額に対する民法上の法定利息にすら届いていません。

私は知り合いの法学部教授にも相談しましたが、
その人は笑顔で「それは返ってきません」と言っていました。

今や立場が逆転し、私はこの男を刺激しないようにしています。
私人同士の金銭貸借の場合、債務者より債権者のほうが立場が弱くなることがままあります。
私は金がないため、去年合格した宅建の資格を使って週末にバイトしようと考えていますが、
この男は週末はいつも遊びに行きます。
自分の会社を今も細々とやっていますが、人の下で働く気は微塵もありません。
一言で言うと人間の屑です。

しかし、こんな奴の会社に出資した自分が馬鹿だったと思うしかないのです。
多くの方に肝に銘じていただきたいのですが、
「財産犯はやったもん勝ち」です。
詐欺や泥棒はやられたが最後、取り戻すことは極めて困難です。

昨日YouTubeで松岡沙耶という人のバイナリーオプションのプロモーション動画を見ました。 

 

バイナリーオプションの取引のタイミングをAIを使って教えてくれる商品なんだそうです。 

勝率85%を謳っていますが、実際にやってみた人たちは50%程度の勝率で、 その勝率だと収支がマイナスになります。 

バイナリーオプションというのは、上がるか下がるかを当てる、 

つまり俗な言い方をするとチョウハン博打のようなものですから、 勝率が50%というのは、ごくごく常識的な数字です。 

 

しかし、勝率50%のために高い商品を買わされるって、完全におかしいですよね? 

 

商品には3段階あって、15万円、70万円、190万円という支払いになるようです。 

恐ろしく高額ですね。

 

 こうした案件は騙す人間が一番悪いのは当然のこととして、 

お金を出した人たちもよくこのお粗末な話を聞いて投資しようと思ったなあ、というのが正直な感想です。 

 

多くの方に肝に銘じていただきたいのですが、 「財産犯はやったもん勝ち」です。

 

詐欺や泥棒はやられたが最後、取り戻すことは極めて困難です。 また、「投資は自己責任」ということも肝に銘じてください。