在アムステルダムのピアニスト、小橋敦子さんから新作アルバムが届いた。最近、新譜ネタが不足気味、再発もので糊口をしのいできただけに有難い。彼女とのやり取りで、6月に発売する事に。具体的な内容については、販売会社の正式なリリース告知まで情報は解禁出来ない、のでサワリだけ。録音は昨年末12月29日と今年の1月10日。外出もためらう極寒のアムス録音。前作「ア・ドラム・シング」は2022年12月の録音だから2年ぶり、というのはジャズ・アーティストの制作ペースとしては早い。活動が充実している証。編成はいつものトリオにゲストでサックス/クラリテット奏者。全曲4人ではなくソロ、デュオ、トリオの演奏も。ある有名バラード曲の2つの異なったアダプテーションをアルバムの頭と最後に配置、その間をメンバーのオリジナル10曲で繋いでいく。なかなかに練られた内容。彼女は来月帰国するので、企画意図などいろいろ聞いてみたい。その頃には情報解禁されるでしょう。