吉祥寺に、コーヒー生豆から客の注文に応じて、その場で焙煎してくれる店があると聞いて行ってみる。場所はサンロード奥の西友1階脇。nomuno(ノムノ)というあまりにもベタな名前の店でコーヒーとワインのカフェになっている。店員さんに豆の焙煎の事を聞くとメニューを見せてくれる。豆の種類は27種。焙煎の加減は浅煎りからアイス焼きまで8種。なので216種のコーヒーが楽しめる事に。何も分からないので、とりあえず、店の名前がついている「ノムノブレンド」豆の「ハイロースト(やや深煎り)」を頼むと15分程かかると言われ西友をブラブラ。時間に行くと渡してくれた。すぐ飲んだほうがいいのか聞くと「焙煎したてだと、豆からガスが出ているので、出き切るのに二日ほど待って、それから飲むといい。」との答え。持ち帰り二日経つと袋がパンパンに膨れてガスまみれ感、もういいかと開封し最初の一杯。一口すすると「ハハン」とか「フムフム」とか感嘆詞しか出ない。これぞ「ザ・コーヒー」やはりその場でローストするというアドバンテージは高い。ただし、今使っている(ミル付き)電動コーヒーメーカー(siroca)のレベルはとうに超えているみたいで、この豆だとハンド・ドリップで丁寧に淹れてあげないと失礼な感じ。三茶にも、あちこちに焙煎機を置いているコーヒー豆屋さんが増えているが、「その場焙煎」がトレンドになっているのか。いなければまた行くしかない。吉祥寺に住んでいる人がうらましいッス。