東京も、ようやく桜の満開が宣言され、花見のシーズンが到来。地元の「桜丘」は、その名の通り桜の木が多く、あちこちで咲き誇る桜を楽しめ、一年で一番ウキウキする時期。週末、真っ先に向かったのは馬事公苑、地元から長年親しまれてきた桜の名所。だったが東京オリンピックの馬術競技会場に決まり、大改装、障害競技会場の周りにズラリと並んでいた桜の大木は、客席を広げる為に伐採。オリンピック終了後に客席を元に戻り、桜も植え替える、と聞いていた。行ってみると細い桜が、申し訳ない程度に数本植わっているだけで貧相。花見している人は誰もいない。結果論だが、コロナで無観客だったのだから客席を広げるために、桜を伐採する事はなかった。無念!今となっては、せめて桜の数を増やし大きく育て、再びここを花見の名所にしてほしい。ガックシしながら隣の農大に入ると、グラウンドで、サッカーの練習をしている学生と、その周りにぐるりと満開の桜。美しい!これぞ「ザ・桜丘」春の光景です。