こんばんは。
今日はUSAワインの2回目です。
ヤキマ・ヴァレーという生産地のワインで、前回のコロンビアヴァレーAVA内にあるサブアペラシオンです。
AVAとは「American Viticultural Area」の略で、アメリカ政府承認ブドウ栽培地域のことです。
ヨーロッパの原産地呼称とは異なり、品質等級はなく、栽培法や醸造法の制限もありません。
自由ですね。
政府の関わりをなるべく減らすということで、とてもアメリカらしいと思います。
しかしAVAの境界は複雑に重なりあっていて、むっちゃわかりにくいです。
生産者
レコール・ナンバー41
L'Ecole No. 41
ワイン名
シュナン・ブラン・オールド・ヴァインズ
Chenin Blanc Old Vines
ヴィンテージ
2022
生産地
アメリカ合衆国
ワシントン Washington 州
ヤキマ・ヴァレー Yakima Valley AVA
品種
シュナン・ブラン Chenin Blanc
アルコール度数
13%
テイスティング
中程度の濃さのレモングリーン色。
やや強い香り、りんご、洋梨、レモン、ジンジャー、石の香り。
辛口、高い酸味、強いミネラル感、鉱物的なフレーバーが強いミディアムボディ。後味はやや長い。
酸味が高いですが、それに負けないだけの濃さがあります。ミネラリィな味わいで、高い酸味と相まって鋼のようなストラクチャー。最近は果実味たっぷりの甘めなワインが多いなかで、凛とした味わいは個性的。
評価
⭐️⭐️ (13/20点)