【ローヌ④】コート・ロティ | てつやのワインな日々

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飲んだワインの感想を割とマジメに書いてます。
山形市在住。
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JSA ワインエキスパート

コート・ロティ・ブリュヌ・エ・ブロンド2018/

E ギガル


Côte Rôtie Brune et Blonde 2018/

E. Guigal 


こんばんは。

今週の月曜、3回目のワクチンを接種したところ、副反応が出てしまいましたガーン


1回目は接種部の痛みのみ、2回目は何もなしで、過去2回と同じく今回もファイザーだったので、大丈夫だろうとタカをくくっていたらやられました。


もしかしたら花粉症のせいもあったかもしれず、さらに当日は急に夏日になり、暑さでぐったりしてたので、いろんなことが悪さしたのかもしれないです。

原因はともかく、翌日はバタンキュー。

一日中寝込んでました。

ふとん1ふとん2ふとん3


その後も体調すこぶるよろしくなく、今週は散々な1週間でしたが、ようやくまともに戻ったようです。

(やけに寒いけど…☔️)



今日はフランスローヌ地方の4回目。

北ローヌで栽培されている黒ブドウ品種、シラーについて書いてみます。


シラーは人気があり、世界中で栽培されていますが、代表的な産地はフランスのローヌとオーストラリアです。

フランスではシラー Syrah、オーストラリアではシラーズ Shirazと、名前もスペルも違いますが、DNA的にもまったく同じブドウだそうです。


温暖から高温な気候を好み、タンニンも多め。

濃厚な色合いのフルボディになることが多いです。


このブドウ品種は育った地域の温度によって風味が少し変わります。

ローヌのような温暖な気候では、黒系果実の香りに加えてブラックペッパーのようなスパイシーな風味が加わります。

一方、オーストラリアのような高温な気候では、黒系果実の香りに加えてダークチョコレートのような甘苦い香りが加わります。


また産地に関わらず、熟成すると皮革のような動物的な香りがしてくるので、ジビエに合うワインとしても知られていますね。


実はワタクシ、

ワインを飲み始めた頃はシラーが好きじゃありませんでした。

どうもあのスパイシーな感じが得手じゃなかったんです。

しかし年を取ったら、なぜか大好きになってました

あの獣フレーバーがいいんだなーチュー


さて、今日のワインは北ローヌの最北端、コート・ロティです。




北ローヌでは、このコート・ロティとエルミタージュが双璧と言われています。

(前回のクローズ・エルミタージュはエルミタージュの周辺地域)






赤ワイン生産者

E ギガル


赤ワインワイン名

コート・ローヌ・ブリュヌ・エ・ブロンド 2018


赤ワイン生産地

フランス ローヌ地方 コート・ロティAOC


赤ワインヴィンテージ

2018(とても良い年)


赤ワイン品種

シラー主体、ヴィオニエ


赤ワインアルコール度数

14%


赤ワインテイスティング

中程度の紫色。

強い香りで、ブラックチェリー、ブラックプラム、ブラックペッパー、クローヴ、ヴァニラ、皮革の香り。

辛口、やや高い酸味、熟した多いタンニンのフルボディ。熟した果実フレーバーが強い。やや長い後味。

複雑さは垣間見られるものの、黒系フルーツの果実味が支配的です。大量のタンニンを感じますが熟していて、まさに現代的ですね。濃厚ですが柔らかいテクスチャー。後味はやや物足りないです。


というのが、4月7日に開けた時のコメント。

次に飲んだのが昨日の14日だったので、さすがにいっちゃてるかなあと心配でしたが、むしろ色気とスパイシーさが増して良くなってました照れ


赤ワインポイント

96



飲み残したワインにはこれ使ってます。

ボトルにかぶせるだけなので、ちょー楽です。

ちょっと高いけど、長く使えるので重宝してます。




    

次回はローヌの白ワインです。