少し前になりますが、村田沙耶香さんの「コンビニ人間」を読みました。
実は読む前はなぜか、コンビニがないと生きていけない現代人や社会を書いた話だと、ずーっと思ってました。
しかしこれ、そういう社会風俗的な小説ではなく、もっと根源的な話で、実存とはなんぞや?みたいなものをテーマに感じました。語り口は軽いけど、中身は重い。
この小説が直木賞ではなく芥川賞を受賞したのも納得です。
また、この国の同調圧力のえげつなさも描かれていて、これはコロナ禍の今現在も強く感じられるところ。
僕も田舎でいい歳こいて独り身なので、若い頃からずっとここに住んでいたら、そういう圧力に直面してただろうなあ
今日はオーストラリアのスパークリング。
生産者
Leeuwin Estate
ルーウィン・エステート
ワイン名
Brut 2013
ブリュット 2013
生産地
オーストラリア ウェスタン・オーストラリア州
ヴィンテージ
2013(とても良い年)
品種
ピノ・ノワール66%、シャルドネ34%
アルコール度数
12.5%
テイスティング
淡いレモン色。
レモン、リンゴ、クランベリー、パン、キャラメルの、中程度の香り。
辛口。高い酸味、中程度のアルコール感のミディアムボディ。やや長い後味。
裏ラベルに瓶内熟成30か月と書いてありますが、果実感も熟成風味もあまり強くなく、酸味が高いので、かなりドライに感じます。ピークを過ぎた感があります。
⭐️⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
価格
¥4,650



