生産者
Château Sociando Mallet
シャトー・ソシアンド・マレ
ワイン名
Château Sociando Mallet 2014
シャトー・ソシアンド・マレ 2014
生産地
フランス ボルドー地方 メドック地域 サン・スーラン・ド・カドゥルヌ村 オーメドックAOC
ヴィンテージ
2014
⚪️⚪️⚪️⚪️(とても良い年)
品種
カベルネソーヴィニョン54%、メルロー45%、カベルネフラン&プティヴェルド1%
アルコール度数
13.5%
テイスティング
濃いガーネット色。
強い香りで、黒スグリ、ミント、青ピーマン、杉、トースト、皮革、湿った葉の香り。
辛口。中程度の酸味、多いタンニンのミディアムプラスボディ。凝縮感はやや強く、後味はやや長い。
評価
⭐️⭐️⭐️☆☆
まだ少し固さが残り、ザラリとした質感ですが、ボルドー飲んでるなって感じさせるクラシックな味わいです。渋みの奥に感じられる果実味にはまだまだ力があり、これからもっと良くなりますね。
価格
¥4,980
📚プチうんちく「メドックとオーメドック」
ボルドーのジロンド川左岸に広がる地域が有名なメドックなわけですが、この地域の北部のブドウ産地がメドックAOC、中間部と南部のなかで、サンテステフ、ポイヤック、サンジュリアン、マルゴー以外のブドウ産地がオー・メドックAOCとなります。
昔メドックAOCはバ・メドックと呼ばれていました。でもフランス語でバ(Bas)は「低い」の意味。ちなみにオー(Haut)は「高い」の意味。
「低いメドックって失礼じゃね?」となり、バを取って、ただのメドックと呼ぶようになりました。
でも地域の全域名称と単一生産地の呼称が同じになり、ちょっとわかりにくくなってしまったわけです。メドックAOCと書かれたワインは、メドック全域で採れたブドウから造られたものではありません。
このソシアンド・マレは、地図で見るとオーメドックの最北端にあり、サンテステフ村よりも北です。うーん、ちょっと寒そうだな。ちょっと固い感じがするのも納得です。


