昨日は北イタリア白ワインの名手、イエルマンを飲みました。
今でこそフリウリ ヴェネツィア ジュリア州は白ワインの銘醸地として名高いですが、そこに至るまでのイエルマンの功績は非常に大きかったと思います。当初樽の効いたシャルドネの評判が高かった彼らですが、最近は地場品種によるオレンジワインも評価が高いみたいです


Yermann
ワイン名
Pinot Grigio 2016
生産地
イタリア フリウリ ヴェネツィア ジュリア州 IGT
品種
ピノグリージョ100%
外観
中程度のレモン色
香り
バラやアプリコット、ディルやヴァニラ、酵母の香り。香りの強さは中程度ですが、複雑さを感じさせます。
味覚
辛口。酸味は高く、ミネラル感もしっかりあるミディアムボディ。後味は長いです。
評価
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐︎
最初の印象はイタリアのピノグリージョらしいストレートなフルーティさ。しかしミネラル感がしっかりあることを余韻で感じ、同時にそれを感じさせないほどの果実味の強さに気づきます。バランスの妙味ですね。時間の経過とともに、この品種らしい果実味のふくよかさと独特な苦みが主張してきました。温度が上がっても崩れないストラクチャーも良い。
購入店・価格
トスカニー楽天市場 ¥.3,120