●「ヒトラーの虐殺会議」
これは面白い。
これも今年ベストな映画。
アウシュビッツに関する芝居に出たのもあって、とても興味深く、どの辺りの時の話か分かり始めてから更に釘付けで観た。
悲劇や恐怖などの作劇にはユーモアが潜んでいるけれど(それを見つけ描くのは至難の技ですが)本作は見事にそのブラックユーモアを描き出している。
ネタバレします
ユダヤ人を選別する話のくだりは
キューブリック映画を彷彿させるほどに、
ブラックで思わず吹き出してしまった。怖い。けれど面白い。