「アジョシ」



主人公が警察に追われる身で、そしてその主人公が悪を追う。

そうこうしていると主人公を追っていた警察が、主人公に追われていた

悪と出くわす、という三つ巴の設定は

緻密な計算の元、上手く三つを絡み合わせれば

とても面白い映画になる。

本作も上手く絡んでて(欲を言えば警察と悪がもっと絡んでほしかった)

面白かった。


【ちなみにこういう三つ巴が上手く絡んで成功した典型的な作品は

東映まんがの「長靴をはいた猫」(シリーズ一作目)だと思っております。

ルパン、銭形、悪役などのような

三つ巴パターンの原点になってるんじゃないでしょうか?この「長靴をはいた猫」は。】



本作の面白さはなんといっても悪役がとにかく悪くて憎くてニクラシイのがイイ。

悪役がニクニクシイと否が応でもヒーローを応援したくなるから

娯楽映画は俄然盛り上がる。


それにしても何故主役は質屋だったのか?

そして何故あんなカッコイイスーツを着ていたのか?