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 前回の続きです。

 

試験当日がやってきた。準備をしっかりやってきても当日はどうしても緊張してしまうものである。社会福祉士の試験は精神保健福祉士との共通科目が午前中、社会福祉士の専門科目が午後から行われる。精神保健福祉士の人は午前の試験が免除で午後だけの受験でいいことになっている。

 

私は精神保健福祉士なので試験は午後からで場所は大阪市内の大きなイベント会場である。試験は2月の第1日曜日に行われるのが慣例となっており、冬の最も寒い時期に行われる。このイベント会場は空調があまり効いておらずとても寒いことは精神保健福祉士の国家試験の時に分かっていたので防寒対策はしっかりと厚着してカイロをポケットと靴に入れて試験に臨むことにした。幸い天候には恵まれて万一鉄道にアクシデントが起きても対処できるように1時間ほど早めに出発することにした。

 

体調は熱が出ることもなく良好だった。もし発熱しても解熱剤を飲んででも試験会場には行くつもりだった。防寒対策も万全だった。いざ本番が近づくと不安になるものだが絶対に67問中50点は取りたいという強い思いは変わらなかった。

 

試験会場には試験開始の1時間以上前に到着した。ちょうどお昼休みの時間なのですぐに会場に入ることができた。ここで少し恥ずかしいお話。社会福祉士の国家試験受験者の男女比は約3:7の比率で女性が多い。ちょうどお昼休み時だったので女性用のお手洗いは長い列ができている。私は試験手続きの受付か何かと勘違いしてその後ろに並んでしまった。誰か教えてくれればよかったけど言いにくかったようだった。後ろを振り返ると全員女性だった。前にお手洗いらしいものも見えてきたのでやっと事情を悟った私は前の女性にお手洗いで並んでいるか尋ねるとそうだと返答されたので慌てて列を飛び出した。

 

特に手続きは必要なく、試験会場入り口でもセンサー式の体温計が置いてあるだけだった。あとは受験番号で自分の席を探して座るだけで準備は完了である。

 

注意が必要なのは携帯電話やそのほかの通信機器は電源を切っておく必要がある。電話が鳴っただけでも失格になってしまうのでアナウンスもあるが事前に電源OFFにしておくのが望ましい。

 

試験開始まで1時間くらいあったが、ワークブックをぱらぱらとみる程度でこれと言った勉強はしなかった。あとは自分自身を信じるしかない。

 

専門科目の試験は午後1時45分から午後3時半の1時間45分で67問で行われる。1問にかけられる時間は1分半前後。1問1ページ使うような問題もあるのであまりのんびり解いている時間はない。問題はマークシート式で、5つの選択肢から正しいものを1~2つ選ぶ内容になっている。5択の問題を解くコツは多くの問題は2つ~3つおかしい選択肢があるのでそれを落とし2択から3択に絞り込んで考えることである。

 

あと重要なのはマークのミスをしないことである。特に段違いでマークすることが怖いので定規は使えないので長い鉛筆を用意して1つずつずらしていくといい。

 

これらを確認する時間も5分~10分必要なので時間配分は重要である。

 

私は時間ギリギリまで確認し、受験番号のマークやマークのズレのないことが確認できたところで時間が来たので試験は終了となった。

 

話は次回に続きます。