てつさんのアスペルガー症候群奮闘記

てつさんのアスペルガー症候群奮闘記

私は35歳でアスペルガー症候群と診断されました。今までの生き難さがなぜなのか少しずつですが見えてきました。週1回、子の刻に更新されます。

 私は35歳で「アスペルガー症候群」と診断されました。


 アスペルガー症候群は自閉症スペクトラムの中で、知的障害や言語障害のない人のことを指します。


 広汎性発達障害の一種です。


 当事者の視点で当事者の過去を振り返る作業を当ブログではやっています。広汎性発達障害でお困りの方に私のパターンがこうだったと言うことを発信することを主たる目的にしています。


 アスペルガー症候群にも100人いれば100通りの考え方があるため、必ずしも私の書いていることが当事者に当てはまるとは限りません。その点はご了解下さい。


(お願い)


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 前回の続きです。

 

 私が安田支援員に心理的虐待と支援放棄(ネグレクト)が行われていることを施設長の吉田に申告してから3日が経過しようとしていた。板垣は今回は被害者の私から聞き取りを行うことになった。まずは私の主張を聞くことになったので、私は始めた。

 

「明らかに目が合っているのに挨拶もしない行為や会話の仲間に入れない行為は支援放棄です」

 

 板垣もメモを取り始めた。私は続けた。

 

「上記言動は心理的虐待にも当たりますが、それ以外にも『あなたの人間性を疑う』『社会福祉士など取っても何の役にも立たない』など暴言が目立ちます。これらの行為も心理的虐待です」

 

 板垣はメモを取り終え、

 

「虐待って5種類あるよね。①身体的、②心理的、③ネグレクト、④性的、⑤経済的があるね。詳しくは安田支援員からも聞き取りを行います。今回のことはこの事業所始まって以来の事態なので重く受け止めています。もしあなたが安田支援員ならどのように対応しますか」

 

これは板垣が良く投げかけてくる方法である。私は答えた。

 

「3つあります。1つ目は視線を合わせることです。2つ目は全員に声をかけること、3つ目は言葉を選んで声をかけることです」

 

板垣は、メモを取りながら、

 

「どれも大事なことだよね。この事業所ももうすぐ開所して3年になるけど、いっぱい借金してサービス提供しているの。安田支援員にもこの後話を聞きます。その後であなたと安田支援員との直接の話し合いを考えていますがいいですか?」

 

と聞いてきたので私は、

 

「加害者と被害者1対1では感情的な対立で終わる可能性が高いですので社長と施設長の両者に立ち会って欲しいです」

 

と要望した。これは安田支援員にも確認することになった。

 

後は社会福祉士の勉強の進捗状況についてなど話して聞き取りは終わった。

 

 

 話は次回に続きます。

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 翌日になった。聞き取り当日に社長の板垣と施設長の吉田が虐待者と被虐待者双方に事情の聞き取りを行い、その情報はミーティングで直ちに全員の職員やボランティアさんに情報共有が行われた。したがって安田支援員も聞き取りをされているほか、このミーティングにも参加しているので安田支援員自身は虐待の嫌疑がかけられていることは当然分かっているという前提である。

 

 次の日は社長の板垣はたまたま外出していたので、前回約束していた加害者側との聞き取りができなかった。

 

 私はこの日は就労移行支援と就労継続支援B型合同で作業する部屋で作業していた。そこに安田支援員が入ってきた。私を話題に参加させない行為が13回続いていることが申告されていることを安田支援員も当然知っているという前提である。

 

 私はこの日は安田が来たときには声をかけられない限り黙っていることを決めていた。話を黙って聞いていると安田は若い就労移行支援のメンバーを相手に、

 

「自分自身のことをよく知りなさい」

 

とのたまう。私はこの言葉、そっくりそのままのしつけて返したいと思った。こんなにはらわたが煮えくりかえるようなことは久しぶりである。それだけではない。結局この日もあれだけ私が虐待だと言っているにもかかわらず、私だけには声ひとつかけず部屋を後にした。これにボランティアさんが私の顔が一気に険しくなったのを確認したので、私を部屋の外に呼び出した。私は、

 

「私に声もかけない行為が13回も行われて虐待だとまで言われているのに、何も変わっていないじゃないですか」

 

と怒りは収まらない。ボランティアさんは何とか私を落ち着かせようとするが、

 

「こんな状態がこれからも続くのであればもう来ません!」

 

と宣言した。ボランティアさんもこれには困り、

 

「てつさんさんには来てほしいですけど…。一度吉田さんと話しましょうか」

 

と言い施設長の吉田のいる部屋に行くことになった。吉田にはボランティアさんが事情を話した。私は吉田にもこのような状態が続くならもう通所しないことも検討することも話した。吉田は、

 

「通所先を変えたいときはいつでも言ってください」

 

と半ばあきらめ顔だった。

 

 その日は作業に戻ったが、帰る時間になると社長の板垣が戻っていて、吉田とボランティアさんから話を聞いたようで、私と目が合うと、平謝りで、

 

「ごめん!今日話できなくて。明日話す時間を取ることを約束するから明日は来てね」

 

と言われたので分かりましたと答えた。

 

 

 話は次回に続きます。

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 私から施設長の吉田と社長の板垣への虐待の申告があったことはその日のうちに職員ミーティングのテーマとなった。直接名指しはされていないものの「就労移行支援の男性職員」は安田1人しかいない。他の男性は常勤ボランティアさんが1人いるだけである。

 

 このミーティングでは動揺こそしなかったものの私の話題で持ちきりになったことは後日別の職員から聞いた。

 

 翌日になるとまず加害者側から板垣と吉田は聞き取りをするので私は作業をして待つよう言われた。私から聞いた話に基づいて事情を聞かれたものとみられる。かなり厳しく追及されていた模様で、約1時間かかった。板垣が私を呼びに来た。今度は被害者側の聞き取りである。

 

「まず12月の暴言『あなたの人間性を疑う』は聞いていた人に常勤ボランティアさんが居合わせたので証拠能力も高い。これについては謝罪するそうです。その後の挨拶をしない件や話題に参加させない行為は故意で行っていたわけではないと言っています」

 

私は故意じゃなければ過失なのかたまたま13回も同じようなことが行われたのか問いたかったが口をつぐんだ。板垣が続けた。

 

「これはここ開設以来の重大な問題なので、第三者にも入ってもらって解決を図りたいがいいですか?」

 

私はこれは想定していたので、

 

「第三者は私も検討しています。まずは市役所の窓口になると思いますけど…。」

 

もう一つ障害者の権利擁護に詳しい専門家(弁護士を指す)も挙げかけたがコストもかかることなので口には出さなかった。

 

たとえ市役所でも第三者が入るとことが大きくなるし事業所のイメージも下がる。私の対応が毅然としたものなのか確かめたい様子だった。

 

 最後に板垣は、

 

「本当はこの行為は虐待ですと持ってくる前に相談してくれればそんなに辛い思いをしなくても済んだかも知れないのに。でも結果てつさんさんに辛い思いをさせてしまったことは事実なので申し訳ない」

 

 これで私からの聞き取りは終わり、再度加害者にも聞き取り、職員ミーティングを重ねた上で本人同士で謝罪も含めた話し合いをすることを約束した。

 

 

話は次回に続きます。