てつさんのアスペルガー症候群奮闘記

てつさんのアスペルガー症候群奮闘記

私は35歳でアスペルガー症候群と診断されました。今までの生き難さがなぜなのか少しずつですが見えてきました。週1回、子の刻に更新されます。

 私は35歳で「アスペルガー症候群」と診断されました。


 アスペルガー症候群は自閉症スペクトラムの中で、知的障害や言語障害のない人のことを指します。


 広汎性発達障害の一種です。


 当事者の視点で当事者の過去を振り返る作業を当ブログではやっています。広汎性発達障害でお困りの方に私のパターンがこうだったと言うことを発信することを主たる目的にしています。


 アスペルガー症候群にも100人いれば100通りの考え方があるため、必ずしも私の書いていることが当事者に当てはまるとは限りません。その点はご了解下さい。


(お願い)


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前回の続きです。

 

私は実習先T市の生活介護事業所に実習に先立って連絡の電話をかけた。実習担当者の名前は学校からあらかじめ知らされているので実習担当者の中川氏(女性、以下敬称略)をお願いすると物腰の柔らかそうな中川が電話に出た。ここでは実習に先立って事前指導を受けることになっていたのでその日程を決めることになる。

 

「この度実習でお世話になるてつさんと申します。実習に先立ちまして事前指導を受けたいと思いご連絡しました」

 

と挨拶すると結構実習生の受け入れにも慣れているような様子で中川は事前指導の日程をいくつか提示してきたので調整の結果ちょうど実習開始1か月前くらいに顔合わせも兼ねた実習事前指導が行われることに決まった。実習期間中は京都駅前で宿泊することに決まっていたがこの事前指導の日はK市からT市まで同じ大阪府内とはいえ南部から北部へ約2時間の移動になる。

 

おまけに最寄駅から実習先が遠く、約2キロメートル離れていた。これは事前に1回150円で利用できるレンタサイクルがあると聞いていたがこの日は契約者カードだけ作っておき、道順をつかむためにも最初だけは運動も兼ねて徒歩で行くことに決めていた。万が一迷うことも想定して指定時間の1時間前には到着すべく早めに自宅を出た。実習の事前指導は正装でという学校からの指導もあったので紺のスーツ姿で向かう。

 

最寄り駅には指定時間の1時間以上前に着いた。午後1時からだったので昼食を取り、まずレンタサイクルの場所が確認できたので契約者カードをあらかじめ作っておくことにした。その後実習先に向かうがすぐにグーグルマップでナビ設定しておけば迷わずに済んだのだが見当違いの方向に進んでしまい迷った後でグーグルマップを設定したら時間ギリギリにたどり着くことができた。

 

実習先に着くと早速実習事前指導が始まった。まずは施設の概要をパンフレットを使って説明してもらう。主な対象者は重度の知的障がい者や自閉スペクトラム症とのことだった。実習事前指導は実習に向けた波長合わせの場でもあるので、実習指導者の中川も実習計画書や学校から送られている実習生紹介表などに基づき様々な質問をしてくる。

 

発達障害と精神障害についての詳細とかそれが実習に支障を来さないか確認されたが、特性を説明したうえで実習には支障がない旨話した。精神保健福祉士をお持ちのようですがという質問もあったが資格を取ってから1年ほどしか稼働していないことやすでに持っている知識は最大限活用したいと答えた。

 

そうすると現場を一通り回って説明を受けて実習初日からよろしくお願いしますという話で実習事前指導は終わった。

 

帰りはグーグルマップの最短ルートで駅まで徒歩でたどり着きK市まで戻ったが迷ったのもあって歩数計が14000歩に達していた。

 

話は次回に続きます。

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前回の続きです。

 

12月になった。レポート課題の提出がすべて終わった私は最後の関門である現場実習の準備を進めなければいけなかった。

 

社会福祉士の実習は正式には「相談援助実習」と言って23日間通しで行われる。休みの日なども計算に入れると約1か月実習先にいることになる。欠席や遅刻に関しては厳しくて1日でも休んだり遅刻したりすると単位が認められない(例外あり)。

 

実習に当たって最も重要なことは体調のコントロールである。私の場合1月中旬開始だったので特に気を付けなければいけなかった。

 

実習先はというと大阪府のT市にある重度の知的障害者を主に受け入れている生活介護の事業所に夏の段階で決まっていた。私の住むK市からは片道約2時間かかり、自宅からの出勤は難しい。そこでT市に近い京都市のホテルを1か月ほど連泊で確保することにした。これだけで約18万円の費用がかかる。GoToトラベル適用を見越して約半額になると読んでいたが、感染状況の急速な悪化に伴い適用されないことに決まってしまった。

 

実習のオリエンテーションを受けるにあたって「実習計画書」を実習先に提出することになっていた。これは夏のスクーリングで実習指導の授業を受けたときにある程度作成していたので、それをほとんどそのまま提出することとしていた。

 

ここで実習を受けるにあたって私自身の障害について触れておくかどうか迷うところだったが、ここは実習計画書にも発達障害と精神障害があることについて言及しておくことに決めていた。ここは実習先にも障害をオープンにしておき、理解だけはしておいて欲しいと思っていた。

 

実習を行うにあたって特段の配慮までは求めるつもりはなかった。でも詳細について聞かれたら発達障害は自閉スペクトラム症、精神障害は統合失調症と双極性障害(Ⅰ型)であることは隠さず話すつもりだった。あとは精神保健福祉士を持っていることも少しだけ書いた。

 

この実習事前オリエンテーションは実習開始1か月前くらいには受けてくださいと言うことになっていて、日程の調整は実習生が実習先と直接することになっていたので、12月の10日頃に私は実習先の実習指導者に電話をかけることにした。

 

話は次回に続きます。

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前回の続きです。

 

私は前回述べたように最終4学期の6課題のレポートを完成させれば全課題提出完了となる。厳密には実習が終わった後に総括のレポートが1課題あるが、この最終学期の課題を終わらせておけば落ち着いて取り組める。最終4学期の残り2課題も予定通り下書きが完成できそうな見通しだった。あとは清書して11月末ごろには予定を繰り上げて学校に送付してしまおうと考えていた。そうしておけば1月から始まる実習に向けた事前学習も落ち着いてできる。

 

ツイッターで実習指導を担当している社会福祉士の人が事前学習をせずに実習に臨む人が多いと嘆くツイートが見られたので実習施設の概要やサービスの概要については実習先のホームページで目を通していた。重度の知的障害や自閉スペクトラム症を持つ人が対象者だったので最低でも自閉スペクトラム症とそれに伴う行動障害などの文献に当たっておく必要があることが分かった。

 

予定を繰り上げて11月中旬には最終4学期の6課題の下書きが完成した。この下書きはワードのデータで書かれたもので、前回書いた通り手書きで指定のレポート用紙で提出しなければならないので推敲しながらレポート用紙に書き写していく。結構面倒な作業なのでニュースやスポーツ中継を見ながら自宅で行ったり、カラオケボックスをフリータイムで借り切って決めたところまで書いたらカラオケを楽しむといったやり方も精神保健福祉士の勉強のころからやっていた。

 

約1週間で全6課題の清書を終えた私は不備がないかを最終確認して郵送で学校に提出した。これで私の卒業までに残された最大のハードルは23日間の現場実習ということになった。

 

話は次回に続きます。