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前回の続きです。

 

社会福祉士国家試験まで1か月を切って体調とりわけコロナには万全の注意を払っていた。勉強は参考書と過去問と並行してYouTubeの試験対策動画を何度も繰り返し聴いて進めていた。私は精神保健福祉士なので専門科目での受験となるが、1日3~4時間は勉強していた。別のことをしている時には動画を流して繰り返しながら学習していた。

 

専門科目は67点満点で例年42点前後が合格点とされている。私は合格確実になるのが50点と思っていたので、最低でも50点は取りたいと考ていた。模擬試験では50点に届かなかったので改めて目標にしていた。

 

試験直前期も頑張って勉強を続けていた。順調に知識固めを進めてこのままいけば本試験で50点を取れそうな見通しが立ちそうだった。そうしているうちにいよいよ本試験の10日前になった。

私の体調は気分も含めて万全だったが、突然家族が熱が出て喉が痛くて咳も出ているということでその日に病院の発熱外来にタクシーで向かった。

 

ちょうど緊急事態宣言が発令されている期間で、万一陽性と言うことになると同居している私は濃厚接触者扱いになり10日間外出できなくなってしまう。

 

これを通所している事業所に電話して事情を説明し、2週間お休みする旨伝えた。ちょうどこの頃に濃厚接触者の待機期間が10日に短縮されることになっていて、ギリギリで受けられるかも知れないなあと事業所の人と電話で話していた。私は万一発熱しても解熱剤を飲んででも本試験には行こうと思っていた。

 

私の家庭は2人暮らしで発熱した家族は在宅で療養することとなったのでパーソナルスペースを分けて、直前期の勉強の傍ら食事などの準備も必要になった。洗濯は冬だったので少なかったが何度か回して乾燥はコインランドリーで行っていた。

 

幸い家族の回復は早く、点滴を受けてからは食事もできるようになり、パーソナルスペースは確保して、直前期の勉強を続けていたが、試験は何があっても行くつもりだったが、いつ発熱しないかなど気が気ではなかった。

 

話は次回に続きます。